新国立劇場「魔笛」３回目を鑑賞(鑑賞記録)♪

今年最初のオペラ、新国立劇場へいってきました。

モーツァルト生誕２６０周年記念で、新国立劇場オペラパレスでモーツァルトの「魔笛」を４階席中央センターブロック１列目でで鑑賞しました。「魔笛」は、私自身もパパゲーノ役、弁者役、武士役、モノスタートス役を歌っています。高校生の団体が入っていました。芸術鑑賞オペラ鑑賞教室ですね。若い人たちにもオペラの感動を味わってほしいですね。


2015/2016シーズン
オペラ「魔笛」 Die Zauberflöte
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart
全２幕〈ドイツ語上演／字幕付〉


オペラパレス


2006年、2009年、2013年に続いて４回目となった定番のプロダクション。出演者は、前回同様に指揮者以外は全員日本人キャスト。パパゲーノの萩原さんと僧侶の大野さん以外は、前回から総入れ替えされています。

オケも前回は東フィルでしたが、今回は東響。オケを見渡すと、置いてあるのはチェロ５、コントラバス３。椅子の数が少なくて小編成ということがはっきりと分かります。10型ですね。モーツァルトの室内楽版・古楽編成版ですね。




ミヒャエル・ハンペの素晴らしい舞台、演出。ロベルト・パーテルノストロの絶妙なウィーン仕込みの指揮。妻屋さんのザラストロ、佐藤美枝子さんの夜の女王、このお二人は、アリアのあと、たくさんの掛け声や拍手をいただいて盛り上げていました。パミーナの増田さん素晴らしいベルカントで、パパゲーノの萩原さんもコミカルで素敵なバリトンと滑稽な演技、お芝居、ドイツ語のセリフで盛り上げてくれました。タミーノの鈴木准さん、美声テノールでした。ブリランテで甘い歌声に酔いしれました。アリアは、素晴らしかったです。三人の童子たちのアンサンブル、演技よかったです。

また、ぜひこのプロダクションで「魔笛」をやってほしいと思いました。新国の定番の「魔笛」ですね。