昔北陸から東京に行くツアーバスが関越道で事故起こしたことから教訓を得ずまるで反省がなかったことが悔やまれる事故です。しかしこの事故から得る課題ははっきりあります。
消費者にとっての課題は「モノには適正価格がある。大手が提供している値段などと比較し怪しいところがないか」を見ておくことです。つまり『安かろうは危なかろう』ということを頭に入れておいて欲しいのです。安いに越したことはないですが安さの裏を見て欲しいです。
経営者にとってはいくら規制緩和による業界の供給過剰状態で安くしないと相手に勝てないのはわかりますが、その中でも削ってはいけない安全面、メンテナンス費用や作業をする人間の健康面や待遇などを改善していく課題があります。
政策課題として「規制緩和=絶対善」という誤った考え方を捨てることですね。これだけバス業界の過当競争を強いてきた原因は小泉竹中構造改革によるバス事業の規制緩和があります。しかしデフレ下で需要がないのに供給だけがバカバカ増えればバス会社にメンテナンスや社員の健康を削らざるを得なくなるほど費用を下げないといけないようになります。緩和してはいけない規制もあることをもう一度考え直してほしいですね。
バス転落 基準下回る運行代金
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3807059
昨日は愛知でも雪が降りましたが、家族や町の方が雪かきしてくださったため無事に仕事にいけました。
東三河地方が大雪警報になってちょうど職場が西三河ながら西と東の間にあるところなので来れない人も多かったんでさみしい気もしましたが、午後には着けていたので安心しました。
都市部での雪は通勤通学の大敵ですね。『ドラえもん』の世界だと雪や台風は来る前に消せるらしいですがそういう世界に早くなってほしいもんです。
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