mixiユーザー(id:12410478)

2015年12月17日08:31

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この判決を誤解しないようにするべきだ。

1 まず、最高裁だろうが何だろうが、裁判所の判決というものは、人間が出すもの。
批判するべき判決も多い。

銀座のママの枕営業は、不倫ではない。
とか、
冤罪事件の被告の家族は、無罪判決により癒されたから、慰謝料不要だ。
とか。

だから異論があれば、判決は大いに批判するべきである。
実は、ここは、民主主義の基本。
王様が信用できるとは限らないから、立憲君主制や大統領制などの民主主義が発達した。
王様は信頼できないが、裁判官なら信頼できるというわけはない。
お上がやっているから正しい…というのは、江戸時代以下である。

それから、

2 国会で審議するべきだ
と、国会に丸投げしているということ。

3 選択式夫婦別姓の合理性を認めていること

4 通称使用が広がっていることに言及したこと
つまり、同姓に不服なら別姓にすればいいということ。

この4は、おかしい。通称使用が事実上不可能な職場もあるからだ。

234から、わかる通り、
今回の最高裁は、決して、「選択式別姓は間違いだ」とは言っていないということだ。
そこをはき違えるべきではない。

また、
イ 嫌なら事実婚せよ。ロ 文句があったら国民審査で×にせよ ハ 家族の一体感を守るために必要 ニ 日本の伝統
の諸意見は、
申し訳ないけれども、反論にも値しないもの。
ロ についてだけ、少々、コメントすると、
国民審査は、一時の感情で動くような、度素人(ぼくも素人です)による投票である。じゃあ、将来、冤罪事件に無罪を下した裁判官が罷免されるということになったら、どうなるか…ということ。また、国民審査で裁判官が罷免されても判決は無効になるわけではない。この件に関しては、全く意味がない意見である。


■女性裁判官は全員が「違憲」意見 夫婦同姓の合憲判決
(朝日新聞デジタル - 12月16日 20:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3763450
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