■本田翼が見せた、決定的な“変化”ーー『起終点駅 ターミナル』の表情を読む
(リアルサウンド - 11月08日 17:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=3702669
このリアルサウンドの男どもは、だれもが女優・本田翼にぞっこんであるらしい(笑)。だから女優としての本田翼は棒ではなく、あの空洞が魅力なのだ!とアバターも大久保、じゃなくアバタもエクボのひいきがひどい。
まあ、私も中年になったとはいえそうまで擁護したい気持ちはわからないではないのだが、それでも私は、本田翼の、あの表情は、魅力的な空洞、ではなく、ただのポカン顔だと思う。
彼女が女優としてもっとも魅力的だったのは、キムタクと共演した『安堂ロイド』のサプリ役ではなかっただろうか?もともと無表情だから無表情なアンドロイド役というのはさすがのキャスティングで、あのもとAKBのセンターであった前田敦子の本格的なドラマ主演が、佐藤健との共演だったQ10で、やはり無表情なロボット役だったことも連想させるが、その彼女、キムタクとの絡みでは、驚くほどの熱演をしていた。これはスゲエ!女優として脱皮できたか?と思ったのもつかのま、良かったのはその一瞬だけで、あとはまたあのポカン顔にもどってしまったのだ。あのときは、かなりキムタクに影響を受けていたせいだろう。つまり彼女、共演者に強引にひっぱられないと演技がまだできないのだ。
それがこの夏の恋仲でも露だった。福士蒼汰も、彼女が年上だからという遠慮からなのか、手探りだったし、本田翼もまた引き気味の手探りのままドラマは終わってしまった。
それが魅力的な空洞なのか?私には、彼女を賞賛する文章をいくら読んでも、彼女の魅力がワカラナイ。それでもそこまでいうのなら、この作品で、彼女がどこまで魅力的なのか見に行ってもいい(って、えらそーだが、笑)と思っている。
こんなふうに、ただ罵倒ではなく、どこがどう酷くて、彼女は女優としてどうすればいいのか?を考えるのも観客の責任である。私は、彼女を棒、と批判するだけでなく、きちんと批評をしたいのだ。
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