mixiユーザー(id:1418555)

2015年11月01日00:15

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チャンスの女神

今日はもう1日中あっちこっちからlineで昨日のSさんの話。
裏切られた、見損なったってのから、一本取られた、Sさん最高ってのまで賛否両論喧々囂々。
しかし、共通した意見としては、絶対的な支配から解放される最大のチャンスを活かせずもったいないというもの。

チャンスの女神はやってきたと思ったらすぐに捕まえる準備をしないと、逃げられてしまう。
通り過ぎてから掴もうと思っても駄目。
なぜなら、チャンスの女神には前髪しかないから。
残念ながらSさんはそれを掴みそこなった、いや、それどころかSさんのそれには前髪すらなかった。
しかし、掴みようがないなら抱きついたらいいのに、本人にその気がなかった。

なにしろ、脱ぐどころか、余分に1枚かぶせてきたんやからね。
上下考えたらでかいぞ。

茶化してるように見えるかも知れへんけど、ボクたちは本気でSさんのことを考えて、そうしたほうがええと言うてるねん。
それというのも、Iくんと言うA様が身近にいるから。

Sさんより7歳下のIくんは、初めて会った20代終わりの頃にはすでに立派な若ハゲ。
でも、隠すことなくいつも明るく堂々と、自分のハゲをネタにする余裕すらあった。
そんなIくんは30代で結婚と離婚をしながらも、仕事ではキャリアを重ね、いまでは頭だけ見たら後期高齢者なのに、10歳下のかわいい彼女と楽しくやっている。

一方、30代なかばでかぶり者となったSさんは、当時勤めていた会社をリストラされたあと、入る会社がなぜだかどこも潰れていき、結婚はおろか、彼女がいたという話も聞いたことがない。
いつも自信なさげでおどおどしていて、諦めてしまっているのか、服装にもまったく無頓着。
さらに、1日2箱吸わないと死んでしまうくらいのヘビースモーカーで、近くに寄るとかなり匂う。

でも、そんなSさんのことがボクたちは嫌いやないし、なんとかして殻を破って欲しい、いや、脱皮してもらいたいと思っている。
きっかけが必要なんや。
Sさんの生活と行動を支配するあれを取り去る以上のきっかけなんかほかにないやん。

と、そんな気持ちで昨日のハロウィンを迎えたのはボクだけやなかったんや。
それなのに、ああそれなのに。
あ〜あ、酒飲んで寝よ。
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