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2015年10月29日18:57

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『合理的』という言葉(殴り書き死にかけ駄犬メモ)

■元裁判員の訴え、高裁も棄却 「遺体写真でストレス」
(朝日新聞デジタル - 10月29日 12:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3686966

『合理的』という言葉が判決文に出ている時はよくよく注意せねばならない。

記事では『急性ストレス障害の因果関係を認めた一方で、裁判員を務める「国民の負担は合理的な範囲」にある』という。これは裁判員が病気になっても『合理的』だと言っているわけだ。心的な病気であるから、自殺のリスクも有る。極端な話、死んでも『合理的』なのである。

さて、『合理的』という言葉が用いられる際に着目すべきは、その主体、目的である。誰にとって、合理的なのか?ということである。今回の場合は、裁判員制度存立維持にとって、『合理的』なのである。国民の健康安全よりも、裁判員制度が重要だと言っているわけだ。

同じようなことはNHKの受信料制度にも言える。あきらかにこれは憲法違反なのだが、『合理的な制度』だと裁判所は言っている。これはNHKの経営維持にとって『合理的』なのである。ようするに、国民の基本的人権・基本権よりもNHKの経営維持が優先されるという判決があった。

『合理的』というのは裁判官が法解釈を無視して用いることが割とあるのだ。そういった阿呆な裁判官を罷免できる『合理的な制度』があればよいのだが、残念なことに日本にはない。憲法に規定されている最高裁判所裁判官の国民審査でさえ、現実には機能されていない。

日本は実に不合理である。

おわり犬

…限界。具合悪すぎてちゃんとひねった笑える日記が書けない。。。
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