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2015年09月24日07:36

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知っておきたい日本の仕組み(1)ー(8)

 「識ること多ければ迷わず、聴くこと聡ければ惑わず」

 知っておきたい世界の仕組みhttp://chilledvodka.blog.fc2.com/ 知っておきたい日本の仕組み(1)ー(8)http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/590.html 知らない人が多過ぎる?

 以下は竹原信一・元阿久根市長が書かれたものの転載記事だ。 これを知り、シオンの議定書を詠めば、今、世界がどう動かされて来たかが判ると思う。

 また知っておきたい世界の仕組みを読めば、今迄の時代と変わり、パラダイムシフトし、今迄の常識、定説、成功体験、学歴、肩書など通用せず、次なるエポック、パラダイムが見えるのではないだろうか?

 竹原信一・元阿久根市長は偏向した一面がありますが、安倍ヨイショのNHKや大マスコミらの偏向報道などから比べたら未だましかも知れません。

 〖 参考に
 <ついに新聞記事に!>安倍政権の政策はアメリカの要望の完全コピー!加速する日本の植民地状態!9月22日東京新聞
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/452.html
 今の安倍晋三、安倍再自公政権、安倍自民党は米、悪徳ジャパンハンドラーのCSISらやその狗、手先の売国奴官僚らの傀儡、ロボットです。

 そもそも安倍晋三、安倍再自公政権らがやることは全て米、悪徳ジャパンハンドラーらCSISやその狗、手先の売国奴官僚らが決める事だ!
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=8712738&id=1944192573 〗

            転載開始

 知っておきたい日本の仕組み(1)ー(8)NET IB NEWS
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/590.html
投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2014 年 12 月 18 日 20:26:30: 4hA5hGpynEyZM

<はじめに>

竹原信一・元阿久根市長 「あれをしろ!これをするな!」。おとなは子どもに指図します。おとなが言う通りにすれば、また指図されます。言いなりになれば褒められるかもしれません。言われる通りにしていれば幸せになれるでしょうか?
 でも、おとなたちは幸せそうではありません。おとなのほとんどが、あの状態のまま人生の最後を迎えるのです。そして、死の間際に人生を振り返る。そのときの後悔には同じものがとても多いそうです。以下は、死を間近に控えた人々が多く口にする後悔です。

1.「自分自身に忠実に生きれば良かった」
2.「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
3.「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
4.「友人関係を続けていれば良かった」
5.「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

 ほとんどのおとなは『自分を幸せにする方法』を知りません。『幸せが何か』さえ知りません。快感や、快楽を追いかけ続けるのを幸せと思い込んでいたりします。実を言えば、幸せは、自分で気付く直感のようなもので、努力したり獲得するものではありません。『幸せはいつもそこにあって、気付かれるのをそっと待っている』。そういうものです。ですから本当は、みんないつも幸せなのです。幸せだけど気付いていない。多くは、「自分が不幸側に居る」と思い込み、「別のところにあるはず」と思い込んだ幸せ探しゲームをやっているのです。ほんとうの仕組みがわかっていると、後悔が少なくて済むのでお得な人生になります。
 人間の体は、この世界で生き残りができるように作られています。感情はそのために与えられた反応です。思考と体のつなぎ役をします。好きなものに近づき、危険からはすぐに逃げる。感情は、思考と体の両方に対するすばやい反応が特徴ですが、しょっちゅうまちがいます。幸・不幸は感情問題だと考えられていますが、それもまちがいです。痛みや悲しみ、快楽などは、単純にからだと思考の作用であり、ほんとうの幸・不幸とは違うものです。

 おかねに代表される快楽を『幸せ』だと思い込んでいる人たちが大半なので、世界や国の仕組みがまちがったものになり、それが環境破壊や戦争など、とても悲惨な状況を作っています。
 幸せは獲得するものではなく、気付くもの。『気付き』は人それぞれの責任であり、冒険です。幸せこそが命の真実です。そこのところをまちがえる感情人間には自分がありません。「生き残りのため」という感情の原理に突き動かされて何でもやってしまうのです。その場しのぎの方法で感情を守ろうとします。その時に使う道具が『主義』や『きまり』、『理想』そして『恩』や『義理』です。これらの道具は、道義的な責任やこころの冒険を放棄させます。たいへん便利ですが、勇気や良心に対してはまったく不誠実です。

 この国は、『義理』などで固めたヌケガラです。多くの国民は、『義理におびえながら、義理にすがりつく』というありさま。もはや自分の真実をあきらめているかのようです。

 ほんとうの幸福は直感であり、気付きです。決して壊すことの出来ない、そこにあるもの。それは常に動いていて、変化しながら自立しています。やがて、皆さんは「幸福が生きている。幸福が自分だ」とわかる時がくると思います。それには、嘘の掃除が必要です。自分の心は自分で掃除するしかありません。わたしたちは国の嘘を見抜き、権威を掃除する事で気付きの力をつけることができます。

 これからお話しする事は、調べれば確認できる事です。学校では、国のほんとうの仕組みを教えてはくれません。知らないのです。おとなたちが知らず、気付かず、教えない、でも、人びとをつき動かしているこの国のしくみをお話しします。皆さんの人生が後悔の少ないものになる事と、『幸せの気付き』が早まる事を期待して。
 知ることで、せつない気持ちになったら思い出してください。「幸せは気付き、すべては失うことのできない幸せでできている」。

<日本の歴史>

 日本の歴史を確認しましょう。
 教科書には、江戸時代、鎖国していた本当の理由が書かれていません。430年ほど前に書かれた、秀吉朝鮮出兵従軍記者の見聞録をご覧ください。

 『キリシタン大名、小名、豪族たちが、火薬がほしいばかりに女たちを南蛮船に運び、獣のごとく縛って船内に押し込むゆえに、女たちが泣き叫ぴ、わめくさま地獄のごとし』。

 天正少年使節団の報告書にもあります。

asia 『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山 目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白く、みめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』

 世界中で奴隷商売をやっているバテレン(西洋人)とキリスト教の脅威を知った豊臣秀吉は1587年に「バテレン追放令」を、徳川家康は1612年、キリスト教を禁止し、西洋に対する鎖国を命じました。それから約240年後、アメリカ人ペリーが日本に黒船でやって来て開国をせまりました。はじめは、いくつかの藩が戦いましたが、勝てないと知ってからは、進んで彼らの手先になりました。
 キリスト教宣教師は古くから、植民地づくりのスパイ役を担ってきました。ひかえめに言っても、キリスト教が戦争を止める力になったことはありません。4世紀にはローマ帝国軍に従軍牧師がいました。今でも米軍にはキリスト教従軍牧師がいます。ちなみに最近では、アメリカはイスラム教徒に対して「テロリスト」と言いがかりをつけ、石油を目当てに戦争を仕掛けたりしています。

 日本の開国に成功した西洋人は、それが謀略だと気付かせないように、複数の窓口を使って、幕府側にも倒幕側にも大量の武器を売って、日本人同士の戦争を仕組みました。これが明治維新です。西洋人たちは、渡す武器の量やタイミングを加減する事で、おかねもうけをしながら、言いなりになる日本を作るのに成功しました。明治政府はあやつられるまま、キリスト教を解禁して、仏教を排斥しました。

 西洋人に教育された人々が権力につきました。西洋人を嫌った36歳の孝明天皇が不自然な死に方をしました。あと継ぎの明治天皇即位は15歳、いまなら中学3年生です。日本の政治はずっと、『代理人が国民に命令する』というやり方です。国を動かしているのは本当は誰なのか? そこが国民に見えないようにしてあります。「疑うのは天皇陛下に対して失礼!」というのが代理人の言い分です。

 日本は西洋人にあやつられて戦争をしてきました。日露戦争では、多額の借金をさせられたうえ、多くの国民を傷つけ、死なせてきました。しかし、国民の誰も「誰が戦争させたのか?いったいなぜ戦争が起こるのか?」をわかっていません。すべての戦争は明治維新と同様、おかねもうけの謀略です。『代理人が勝手に命令する』という国の仕組みによって、国民には何もわからないようになっているので、国民は繰り返しだまされ、奪い合い、殺し、殺されてきました。まったく残念な事ですが、これが真相です。

<権力の状況>

siryou 日本国民は国を疑わず、言いなりに動くよう育てられてきました。この国のシステムは犯罪組織と同じですが、それを自覚できないようにしてあります。憲法はあっても機能しないし、裁判所はあっても裁判官が良心に従うことができないようになっています。警察・検察は国家の犯罪を隠す。別の犯罪のでっち上げなどでカモフラージュする。要するに犯罪国家です。作業を割り当てられた公務員はそれらを当然のこととしてやっています。道理がよくわからず、しつけられた通り何でもやる。結果的には、国の不正を守る作業員です。

 日本は国民に対して何でも隠し、ことごとく嘘を言う国ですが、アメリカの極秘文書公開や内部告発者の証言などによって本当の仕組みが明らかになってきました。それによると、日本のしくみは次のような形になっています。一番上にあるのは米軍(条約や密約)。次に官僚・公務員の都合、それを支える国家公務員法、そして、その他の法律です。実際のところ、憲法は、絵に描いた餅、法治国家を偽装する飾りです。司法の正義はまったくの見せかけです。
 国民とおなじで、政治家もほとんどだまされています。選挙芸人にすぎません。この国の政治家は、国のほんとうの仕組みも、法律もほとんど何もわかっていないのです。知識がなく、自覚が無いので自分が国から何をされているのか、しているのかさえわかっていません。すこしばかり程度のよい人は、大臣になったりした時に、はじめて国家の現実を知って驚きます。そこでうっかり、「国民のために」などと頑張れば失脚したり殺される。そうでない者は国民に対する嘘つき芸人を続ける。「自分は政治芸人」と割り切ってしまえば、これまでの流れを変えないので騒ぎにはならない。結局、嘘つきに限ってマスコミの評判が致命的なものにならず、長く地位に留まれるというまったく情けない状態なのです。

<戦争>

広島原爆ドーム いまの状況を知るには、昭和天皇を知ることが役立ちます。研究者がほぼ一致しているのは、昭和天皇は非常に頭脳明晰で意志も強い、国家戦略に長けた人物だったということです。そしてその周辺には、きわめて優秀で忠誠心に富んだ側近グループがありました。

 アメリカと戦った太平洋戦争のとき、国民は「天皇陛下の御為(おんため)」と教えられました。日本が敗戦を確信し、終戦の申し入れを始めてから、アメリカは二種類の原子爆弾(ウランタイプとプルトニウムタイプ)を落とし、日本人の非戦闘員30万人以上が亡くなりました。そのとき日本政府は、原爆機が近づいているという情報を知りながら、迎撃せずに、空襲警報さえ出さず国民を被爆させたのです。二度ともです。そのうえ、原爆を落としたアメリカに提供するために、被災者の救済に優先して、人体への影響調査に励みました。調査開始は原爆投下のわずか2日後、終戦の7日前です。つまり、日本政府は原爆を使った人体実験の手伝いをしたのです。30万の日本人は政府に殺されたも同じです。

 政府は、原爆被害の調査結果を国民に隠してアメリカに渡しました。もちろん、その調査が被爆者の救済に使われる事もありませんでした。これはアメリカの公文書から明らかになったことです。今もそうですが、日本政府には、公文書を隠したり捨てたりして、歴史を偽造する癖があります。決まりを守りません。だから、歴史教科書では真相がわからないようになっています。また、10万人以上が死んだ東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイ将軍には、後に勲一等旭日章の叙勲がありました。恐ろしく、とても悲しいことですが、日本政府が国民に対してやってきた、一連の事実は認めるしかありません。

 アメリカは最初から勝利を確信していました。当時、国力に10倍もの開きがあるので当然です。日本政府は負けの決まった戦争を始めたのです。アメリカは4年に渡る戦争の始まった、その翌年から天皇を利用して日本国民をあやつる計画を作りました。敗戦後、昭和天皇はその計画に乗りました。そうするしかなかったのでしょう。天皇の人間宣言も日本国憲法も原文は英語です。
 米軍の日本支配に協力した多くの日本人が、歴史を書き変えました。それは、「日本は、明治時代から民主主義の国であり、アメリカなどと戦争した昭和初期だけが間違った時代だった。これからの日本は民主主義を強調した天皇中心の明治体制に戻すだけ」としたのです。米軍の後ろ盾を得たことで、代理人である『天皇の官吏』が力を持ちました。そして、憲法制定の翌年(昭和22年)には憲法違反の国家公務員法を制定ました。あわせて、積極的に米軍や、米軍の手下(政府役人)と手をつなぐ人たちが政治家や新聞社、テレビ局、大企業などのトップにつきました。

<憲法違反の国家公務員法と米軍>

 日本国憲法では、「国民に主権があり、普通選挙で選ばれた者が公務員として国民全体に奉仕する。憲法が最高法規」としてあります。ところが、国家公務員法で職員を公務員にしてしまいました。それから、職員自身の福祉と利益確保を職務目的にした上、国家公務員法を最高法規にしました。公務員が国民から搾取する仕組みです。

国家公務員法の条文要約 第一条

・「国家公務員たる職員」が「職員について適用すべき各般の根本基準(職員の福祉及び利益を保護するための適切な措置を含む。)を確立」する。
・「この法律(国家公務員法)の規定が、従前の法律又はこれに基く法令と矛盾し又はてい触する場合には、この法律の規定が、優先する」

 米軍による日本占領は6年半におよびました。占領後も公務員が米軍の守り手になるように条約、密約を決めました。次は1957年2月、在日アメリカ大使館から本国に送られた秘密報告書です。

【在日米軍基地に関する秘密報告書】

 日本国内におけるアメリカの軍事行動のきわだった特徴は、その規模の大きさと、アメリカにあたえられた基地に関する権利の大きさにある。 安保条約のもとでは、日本政府とのいかなる相談もなしに米軍を使うことができる。数多くのアメリカの諜報活動機関(略)の要員が、なんの妨げも受けず日本中で活動している。米軍の部隊や装備(略)なども、地元とのいかなる取り決めもなしに、また地元当局への事前連絡さえなしに、日本への出入りを自由におこなう権限が与えられている。

usa_america2 この状態は敗戦から約70年後の今も、まったく同じです。元外交官の天木直人さんの告白よると、外務省内のマニュアルには、日米安保については、「疑念をもつこと自体、アメリカに対して失礼である」と書かれています。
 憲法違反の国家公務員法で、公務員による国民の搾取(さくしゅ)が合法化され、おまけに、外交官が「米軍を疑うのは失礼である」とされていて、米軍の無制限な自由が許される。このような国は、法治国家でもなんでもない。それどころか、国と呼ぶにあたいしないと言うべきでしょう。ほとんどのおとなは歴史の真相も、自分たちが置かれている状況もわかっていません。こんな状態ですから、「おとなには正体が無い」と感じる皆さんは多いはずです。

<日米合同委員会>

 日本を直接的にあやつっているのは米軍です。毎月2回、日米合同委員会というものが開かれています。そこでは、米軍が日本のエリート官僚たちに直接指示をしています。今も、日本を米軍が占領しているのです。官僚は国会がまったくの無能・無力であるのをよくわかっています。国会や裁判所よりも、米軍からの指図の方が強いのです。官僚の中でも、日本国民に対して、特に無慈悲で無責任な人間が米軍に評価されて官僚トップの事務次官や、検察庁長官、最高裁判所の長官などになります。このような事実を普通の国民は知りません。

<日本の教育>

 日本の官僚組織全体は東京大学卒の派閥に握られています。最近、ようやく、東大の精神性が非常に危険であるという事が知られるようになり、本当に優秀な学生は他の大学や海外に出るようになりました。たいへんに有名な東大教授が東大の状況を教えてくれました。

 東京大学の安冨歩教授のメールをご紹介します。

 (前略)ここ(東京大学)の人々は、他の大学に比べて、利己的ということを隠す技術が、飛び抜けて高いのです。どんな状況においても、直ちに自分に都合が良くて、しかも他人を納得させる屁理屈を直ちにヒネリ出すことが、東大関係者の得意中の得意です。彼らの屁理屈を聞かされると、こっちがおかしいのだ、と思って、罪悪感を覚えさせられてしまいます。その技芸の高さは、ホレボレする程です。こういった人々が日本中にエリートとして送り出され、そういった人々を模範として社会が運営されるので、とんでもないことになるのだ、と私は考えています。
 阿久根市役所の職員の皆様におかれましては、そういう人間を決して尊敬しないように、自分たちの模範だと思わないように、そういう人間が優秀なのだなどと決して思わないように、とお伝えください。みなさまお一人お一人の良心(惻隱の情)にこそ、社会の秩序と住民の幸福が守られるかどうかが掛かっているのであり、それを大切にしてくださるよう、心からお願い申し上げます。
 竹原さんのご苦労には頭が下がりますが、この闘いは、正面から行くと、石井議員のように殺されます。たとえ自治労がひどかろうと、マスコミがひどかろうと、どうぞ、植木等のようにスチャラカと無責任に戦って下さい。阿久根市の運命が日本の運命を決めるといっても過言ではないと思います。
 本当に東大は怖いところです。あまりに怖いので、添付のようなものを何年か前に書いてしまいました。

 添付のようなものとは、次の「東京大学讃歌」のことです。


 東京大学讃歌
      (作・東京大学 安冨歩教授)

 おお、東京大学よ。
 魂のアウシュビッツよ。
 傷の深さで選び出された血まみれの魂を迎え入れ、
 念入りにその傷に塩をすり込み、
 何も感じないようにして送り出す。


 特に傷の深い者を選んで、
 「大学院」という名のガス室に送り込む。
 魂がピクリとも動かなくなったのを確認すると、
 東京大学博士という戒名を与え、
 安田講堂に集め、
 ガウンを纏わせて埋葬する。


 おお、東京大学よ。
 魂の七三一部隊よ。
 そこには世界のあらゆるものを、
 生きたまま切り刻み、
 「専門」に分割してみせる、
 白衣の研究者が巣喰っている。


 自らの生み出す言葉が、
 真理を含まぬように注意深くより分け、
 意味不明のたわごとだけを陳列する。
 そしてマルタの魂から搾り取った真っ赤な血を、
 ペンキの替わりに用いて、赤門を塗り立てる。


 おお、東京大学よ。
 魂のチェルノブイリよ。
 そこは知識と霊感を生み出し、
 人々に配信する発電所として建設された。
 しかし、各人の頭脳に、
 思考の制御棒を急速に挿入した結果、
 炉心が溶解し、
 放射能を垂れ流す死の石棺と化した。


 そこから生み出されるのは、
 知識ではなく単なる情報であり、
 チェルノブイリ(にがよもぎ)
 の汁で印刷されるのは、
 世の人に劣等感を抱かせるための矛盾した言葉。


 自らの権威を人間の選別によって確保し、
 学歴コンプレックスという死の灰を撒き散らす。
 そして意味の通じる言葉を話す世の人々を、
 心の底から軽蔑し、「アッカンベー」をしてみせる。

【東京大学ロゴマーク】
東京大学ロゴマーク

 日本の教育成功のシンボルはいまだに東京大学です。
東京大学 赤門 この国は自分と仲間の利益のために何でも言う、何でもやるという人間作りをやってきました。思考と良心がつながった人間に育たないよう、教科や教科書を増やして、早く覚える競争させ、じっくりと取り組むことができないようにしてあります。例えば、英語の教科書を毎年変えるので、一冊も分からないまま中学、高校、大学を卒業する。教科書を無駄づかいする事は、公務員の退職後の天下り先確保につながるし、英語塾や教材業界が儲かるようになる。それを経済効果と呼ぶ。
 このように、まったく教育的ではない動機で教育の仕組みが作られています。すべてがこの調子だから皆さんは無意味な勉強競争に苦しむのです。

 東大教授のメールは福島原発事故が起こる約一年前です。政府は原発事故でも嘘を言い続けました。ほんとうに苦しい人びとを放置して、被災を公務員の利権につなげています。いまだに放射能の垂れ流しを続けていますが、予想された通り、子ども達に癌の集団発生が確認されても、それを隠し、原発の再稼動を進めています。もう、日本政府がこのような態度をする原因がわかりますね。
 政府には少しも良心がありません。430年前、火薬を得るために女たちを奴隷商人に売り渡した。70年前は、自分たちだけ有利に生き延びようと、国民を原爆で焼き殺す人体実験に加担した。同じ精神性が続いているのです。

良心がないのは地位を得た政治家や官僚組織だけではありません。次は40年前、原発のお金に群がったおとなたちの様子です。

【1983年の「原発講演会」での高木孝一敦賀(つるが)市長の講演。(福井県)】
 「そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりができるんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っとる、信念!
……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50年後に生まれた子どもが全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)。

 「(会場、大拍手)」には呆れます。呆れるけれども、このような国民が、今も、けっして少なくないというのを私も体験してきました。ほんとうに、なんということでしょう。
 次は、戦争時代を生きた方の証言です。戦争の反省も嘘だとわかります。

戦争責任者の問題 伊丹万作

                   続く―――以下省略
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