小型つながりで。使えない子を復活☆
マルシン工業 デリンジャー"シルバー"(固定ガス)
SSB仕様(スーパーソニックバレル)
これもちょっと前まであったけど最近見ない(入手は中古のみ?)モデルですね。
バレルは下の1本で、上のバレルはマガジンになります。装弾数は8発。
ハンマーにダミーファイヤリングピン(引っ込む)があるのがいいですね。
初速は0.2gで48m/sくらい。
3mからでこのバラバラ感。SSB仕様なのでホップ付きですが、飛距離もそんなに無いし、10mも離れたら人一人分ズレてしまうぐらいハチャメチャです。使えねーw
さて、手を入れていきます。
モナカ分解。簡単ですね。マルシンの固定ガスシリーズはガスタンクの底部からよく漏れるのでシールテープを一巻きしておくとよいです。
ホップはこのような上2点支持です。Vパッキンとかって相当精度の高いものか、「当たり」しか効果はありません。電動ガンでさんざんいろいろやりましたが、ノーマル形状やフラットがベストです。Vとかだとどうしてもばらつきの温床になります。
ヤスリでごりごりバレルのU字切り欠きを削り落として、Gホップ化します。
もともとのホップパッキンは固定ですので裏返してホップ凸をニッパーで切除しました。
大切な点はバレルのぐらつきが大きいので、モナカの左右にアルミテープを4枚ずつ計8枚貼ってバレルのガタをとりました。
気密関係はグリスアップなど取り直して初速は54m/sまでアップ。バルブやハンマーSPはノーマルのままです。バレルのガタをとったら初速も安定&上がりました。
(ハンマーコック時)
理由はおそらくハンマーコック時はバレルが「フロント側へ」待機し、BB弾が1発落下します。トリガーを引くとハンマーダウン、発射と共にバレルが下がることでBB弾を迎えにいきます。それとほぼ同時にガスが発射される構造だからかもしれません。要はバレルが暴れるとガスノズルとのタッチもばらつくのではないかと思います。バレルがきつすぎると今度はハンマーとリンクで直結してますので、バルブをたたくスピードも鈍って初速が下がると思います。スムースさが肝心です。
グルーピングはグっと良くなりました。これくらいならまぁまぁ使えるレベルと思います。
ま、ポケットオートの方が良いですけどね。
ホップの弾道は見てないのでまだわかりませんが、今回のGホップは弱めに造ったので0.2gでちょうど良いのではないかと思います。基本今までのガスでGホップは0.28g仕様になってしまってたので(^^;
今回もGホップパッキンがあるのでハンマーコック⇒キャンセル、再コックで発射すると2発までは弾ポロせずに同時発射可能です。3発だとさすがに初速が低すぎてきついのと、今回は純正バレルのU字切り欠きの範囲までで作ったのであまり長めにホップパッキンを設定していない為です。
追伸)
この前、東京マルイSIG P226ガスブロ0.2g(初速80は出てる)と、コクサイガスM10改0.28g(初速50程度)で撃ち比べたら結構いい勝負でしたw飛距離的にはM10でしたが、やはりホップが強すぎるので浮き上がり気味でフライヤーがあるのが仕方ないかな。安定感やストレート感はもちろんマルイ最強ですw
ただ、リボルバーでマルイガスブロレベルまで飛ばせるのだから止められませんw
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