「一日一シャ〈謝と謝と赦と写〉【８２】」

http://9001.teacup.com/sfk/bbs/15844 （写真入り記事）

｢喘息発作が治まるように｣祈って下さっている方に感謝しています。

日曜日は、朝と夕方に教会で礼拝の集会を行っています。朝の礼拝後には、昼食を共にしたり、勉強会や伝道活動などをして、夕方までびっちりスケジュールが詰まっていることもありますが、今日は、みなさん気を使って下さったのか、サーっと帰られました。

昼食をしてから、かなりの発作が出ているので、元主治医の携帯に電話をしました。｢今私は、菅野さんの主治医ではないんで、直接指示できる立場にはありませんが、今日だけは特例です。プレドニンを３日間何錠ずつ飲んで下さい｣とアドバイスをしてくれましたので、最後の切り札であるプレドニン（ステロイド）錠を飲みました。

それから２時間ほど眠りました。夕方には、体の力が抜けていましたが、とても楽な状態で礼拝を導くことができました。久しぶりの方やはじめて教会に来られる方もいらっしゃり、礼拝は盛り上がり、私自身が元気になりました。

礼拝前までは、明日と明後日の合宿を休もうと心に決めていました。

なぜならば、木曜日から土曜日の３日間日光オリーブの里で行われる賛美の奉仕は、絶対に休めない、穴を開けられない奉仕です。そこに向けて体調を整えなければならないからです。

また、明日と明後日の合宿は、朝から晩まで行われますが、何と、明日と明後日にやらなければいけない仕事が４つもあるのです。

１つは会議出席。１つは今月中に出さなければならい資料の書き方を教えてもらいに役所に行き、１つは今月中に銀行で出入金をし、１つは今月中に手続きをしなければならない仕事があります。これだけで、充分合宿を休む理由になります。

さらに、｢父が手術を受けるので、明日の午前中に祈りに来てもらいたい」と頼まれているし、何より、喘息発作が悪化したり回復したりの一進一退です。

以前、ある国会議員と一対一でゆっくり話をした時に、｢同じ時間にいくつもの予定が重なってしまうことがあったらどういうふうに対応しますか？」と聞きました。代議士は、｢何が何でも行きます！｣と即答しました。

夕方の礼拝を捧げていると、心も体も元気になり、その言葉を思い出し、｢消極的に守りに入っていてはいけない！」と感じました。

合宿は、｢１コマだけなら、会議出席のために抜けてもいいですよ！」｢ただ、１コマ以上抜けたら、インストラクターの資格はもらえませんよ！｣と言われています。

会議出席だけは許可を得ていますが、今月中の朝９時から夕方５時までにやらなければいけない仕事がいくつも溜まっています。これは忙しかったことも理由ですが、もう一週間６月が続くと勘違いしてしまったことが原因です。

とにかく、祈って、できる限り努力をしよう！と決断しました。

無理をしたら、木曜日からの奉仕に支障がでますので、祈りつつ備えたいと思いました。

聖霊派の神学校である生駒聖書学院のモットーは、｢不可能は挑戦になる｣だそうです。普通なら、不可能はあきらめて終わりです。しかし、信仰者は違いますね。

明日と明後日で、合宿と４つの仕事と父の病床訪問の全部で６つを両立し、さらに、体調を崩さないで過ごすというのは、私の前にエベレストのようにそびえ立つ山のように（大げさですが！？）感じます。

イギリスの登山家の｢ジョージ・マロリー｣は、「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのですか？」と聞かれて、「そこにエベレストがあるから（Because it's there.）」と答えたそうです。

1999年5月に、マロリーの遺体がエベレストの北東稜の上部、頂上付近で見つかりました。マロリーは登頂に成功したのかどうか？未だに謎ですが、下山途中に亡くなったのか？登頂の途中に亡くなったのか？のどちらなのかも大切ですが、挑戦し、挑戦し続けたことに意義や価値があると思います。

マロリーを引き合いに出すのは大げさな話ですが、明日・明後日にそびえ立つ山に登頂し、征服したいと思います。不可能と感じれば感じるほど、あきらめずに祈って、挑戦したいと思います。

イエスは答えて言われた。｢神を信じなさい。まことに、あなたがたに告げます。だれでも、この山に向かって、『動いて、海に入れ』と言って、心の中で疑わず、ただ、自分の言ったとおりになると信じるなら、そのとおりになります。だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります」（マルコの福音書11：22〜24）

どう乗り越えられるか！？　楽しみです。

今日も一日お疲れ様でした。明日からの仕事や学びに備えて、ゆっくりお休みください。