EUというのは、ある意味で壮大な実験であり、統合という仮説があっての実験だったのです。
今回のギリシャ支援を止めることは、EUの実験の仮説が壊れたことを意味します。
崇高な理念がないわけでもなかったEUの、その理念がなくなってしまったら、烏合の衆みたいな集まりになってしまいます。
世の中、お金が全てという考えが、「新自由主義経済」の考えかもしれません。
「マーケット」は万能と考えるのですが、「マーケット」では崇高な理念に価格はつきません。
でも、人に人格があるように、国にも品格があります。
その品格を大事にしないEUに、未来があるとは思えないです。
ギリシャのこれからは大変ですが、人は生きていくものだと思います。
助け合いがある国民性のようなので、頑張って欲しいです。
「新自由主義経済モデル」とは違う経済を生きるのでしょうが、世界の明日への萌芽が見えてくるかもしれません。
「共生」が多分、キーワードの一つになるのが、次の世界です。
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