<追記>原発・温暖化関連（温室ガス目標、石炭火力、風で流出？）

　３日朝日。政府は温室ガス削減目標を、2030年度に「13年度比で26％減（05年度比で25.4％減）」とすることを了承した。

　現在の一人当たり排出量は、日本が10.5トン（たぶん毎年）、ＥＵが約９トン。30年後には、日本が約９トン、ＥＵが６トン台。

→　日本はかつて環境先進国だったけれど、今ではＥＵに抜き去られている。まぁＥＵの不況や日本の原発事故などがあったのも一因だけど。なので、国際公約は上記にしたとしても、国内的な目標は、もっとアグレッシブにするべきではないかしら。本来、人間一人当たりの排出量で規制するのが正しいと思うし。





　１３日朝日。環境相は山口県宇部市の石炭火力発電所の環境アセスで「是認し難い」との意見を経産相に提出した。CO2削減を重視。

→　経産相が困ったか？というと微妙。経産省としては原発の再稼動をしたがる口実になったとも言えるから。





　１６日朝日。環境省は検討会で、「福島第一原発事故での森林内放射性物質が風で流出し周辺の生活環境に影響を与えることは確認できず」と報告した。

→　なぜ「風で」とするの？一番の懸念は、雨で流されて来ることでしょう。小さなせせらぎなどは子供の格好の遊び場。そういうところがアブナイのでは？というのが親は心配なのでは。なので、誤魔化しの報告に感じる。




<追記>
　１７日地方紙。韓国で初めて、原発の廃炉が最終決定された。古里原発１号機（PWR、58.7万ｋＷ）が対象で、予定では2017年６月で運転を取りやめる。原発解体技術獲得のための練習台にする狙いも。

→　元々トラブルの多い炉だったし、古くて容量も小さいし。この廃炉は良いことだと思う。慎重にやってね。。。