何やら昨今は日本刀ブームなんだそうですな、特に一部の女性の間でひそかなブームなんだそうです。
遅い!
もっと早くに日本刀の素晴らしさに気付くべきだな。
ただね、あれは武器だっていうことも忘れないでほしい、
人を傷つける道具であること、人の命を奪うものだって知っていて欲しいです。
親権を持った時にすごい緊張感はすごいんです。
あの感覚を体験してほしいですね。
一方、刀を携えるということの意味を今の首相殿はイマイチ理解されていないようです。
刀を帯びることが抑止力になるのではなく、
刀を持つにあたって、心技体を鍛えることで不要ないさかいやトラブルを起こさない、
敵を作らず人間関係を円滑に進めることが、
「活人剣」の真髄であり。
剣の奥義「抜かずして勝つ」ということの意味なんです。
刀を見せびらかすからみんなビビって近づかないのが抑止力なわけじゃないんです。
刀がなくともその立ち居振る舞いや知性をもって人と接する、
これが本当の抑止力なんです。
ぜひね、真剣や本物の銃を持ってみてください。
これを安易に使おうなんて思えませんから。
自分は武器を持つ必要がないと思うから安易に国際貢献のなのもとに軍事介入を試みようとするんですよ。
それこそ、お花畑の考えなんじゃないでしょうか?
どうも、ともんじょです。
古本。
中古品っていうとなんか趣がないですよね、本に限っては。
なにか受け継がれるもの、みたいなイメージがあります。
で、昨日紹介した「忍びの卍」は古本なんです。
長崎屋でやっている古本市で買ってきました。
パッと手に取ると紙の質感が違う、
そして表紙のデザインも現在発売されているのと全然違う、
でも、内容は同じだから気にせず買いました。
家に帰って本を開くと、古本独特の匂いがするんです。
なんていうんですかね、あめた匂いっていうんですか。
古いものの醸し出すにおい、甘いような感じがするんですけども、
ボクは実はこの匂いが苦手なんです・・・
紙もけっこう変色していて柔らかい、字もにじみ気味。
いったいこの古本はいつのモノだ?って思い。
巻末を見てみました。
「昭和五十三年」って書いてました・・・・
37年前の本、ボクより全然年上でやんの。
ちょっとにおいを我慢しながら楽しく読破しました。
掘り出し物なんですよね。きっと。
山田風太郎作品もかなり手に入りにくくなってきたので仕方のないことなんですけど。
いい経験になりました。
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