もう少しで実写映画も公開される、おとぎ話「シンデレラ」。オチは「王子様と結婚して めでたしめでたし」なのだけれども、あれも真面目に考えると大概ツッコミどころ満載だよなと。
中世の王族の嫁選びの基準は、嫁の持参金である領土や財産、嫁の実家からの政治的・軍事的な援助というのが普通。一目惚れしたからといって、役人たちに探しまわらせて、その辺で灰をかぶってる平民の娘と結婚するというのは、とてもまともな判断とは思えない。どう考えても王子はボンクラだ。
そんなボンクラと結婚してしまったシンデレラ。「後ろ盾を持った親族に王国を奪われて、王子もろともに路頭に迷う」とか、「惚れっぽい王子が他所に別の女をつくって、邪魔になったシンデレラに難癖をつけて離縁」とか、暗い未来が待っているとしか思えない。
というか、どう考えても王子は地雷なわけで、シンデレラは王子のどの辺が好きになってしまったのかと。
…と、ツッコんでは見たものの、あくまで「おとぎ話」なわけで、一々ツッコむ方が無粋なのかもしれない。ちょっとくらいおかしな所があっても、よく考えたら王子がアレな人でも、「めでたしめでたし」で終わったのだから、理屈抜きでシンデレラは幸せになったんだよと。
まぁ何が言いたいのかというと、アニメの「艦これ」もきっとあれでいいんだよという話。
如月だって続編で復活するよ。多分。
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