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2015年03月23日16:59

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お金の価値(支配)が壊れる時がきそうです

量的緩和策によってお金を増刷し、国債も大量発行すればお金の価値が落ちていきます。お金の価値が落ちても、国民の収入が増えれば生活には問題は起きません。国民総生産が横ばいでも、経常収支が黒字なら国として成り立っていきます。

ところが国民の収入は増えないで減っています。国民総生産は伸びないで、経常収支も赤字になっています。こうした時、世界の金融当局者でつくるバーゼル銀行監督委員会(本部・スイス)が国債をリスク資産として、国債を抱える銀行に自己資本の積み増しを求める新規制を作る話を出しているのです。

2月12日、安倍首相を議長とする政府の経済諮問会議において、普段は聞き役に徹する黒田総裁が突然、挙手して報告し「日本の国債は問題ないと言う考えは、もはや通用しない」と危機感むきだしで述べたそうです。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158014

改善は考えられません。何時、国債や円の暴落が始まるかの状況です。破産への心構えが必要だと思います。ここで大切なのは生活物資を確保できる体制です。日本の戦後破産では戦前並みの復興までに約10年かかりました。ところがロシアの1998年の破産では2年間で改善しています。

借金の額は関係ありません。お金自体が紙切れ(ゼロ状態)になるし、債権放棄をしてもらうのだからゼロ状態になります。当面の国民生活を維持しながら日本人の技術で一日も早く復興させることが出来れば良いのです。

ロシアの復興が早かったのは産業構造が破壊されておらず、産業も自立的に回復していったことです。通貨切り下げによって輸入品価格が上昇した食品産業なども国内自給を高めることで雇用も回復したそうです。

インフレは日本の場合、戦争の破壊による物不足で4年間で1200%、ロシアの場合は3年間で300%位急上昇したようです。破産しても生活物資の補給体制さえあれば問題は起きないと思います。

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