mixiユーザー(id:205424)

2015年03月09日12:36

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この曲踊りにくい!!

最近たまに中高年男性から、
リズムが難しいんで、もっと簡単な曲にしてください!
という意見聞きます
ということで金土と早い時間帯で、
ルイス・エンリケとかアドレセンツとか
泣きのロマンチック系でわかりやすい曲を中心にDJしましたが
彼らは「これなら踊りやすい!」ということでした
でも、20代、30代の若い人たちに聞くと
ビギナーでもいつもの曲の方がリズムがわかりやすい
こういうのはリズムがゆる過ぎてかえって踊りにくい!
という真逆の意見です
まあ、サルサというのはリズム主体の音楽なんで
リズムが前面に出てないとサルサになりません
踊っても楽しくない!フォロワーが迷惑!
ルンビータのスタッフたちも
そういう中高年男性が「これ踊りにくい!」という曲を聴き直して
「ムッチャ踊りやすい曲ですよ!なんで?」と頭抱えてます

これに対するロドリーゴの回答
それは45歳から60歳くらいの人は
フォーク、ロック世代なんですよ
彼らが聞いてきた音楽はリズムの弱い、
または8ビートの極端にシンプルなタテのりリズムの音楽だった
テレビ、ラジオから流れる音楽もみんなそうだった
まあ、ブラック・ミュージックの裏ノリを知らない世代なんですよ
70歳以上の人は、輪島裕介『踊る昭和歌謡』読んでもらったら
わかりますが、日本の歌謡曲もリズムが溢れてました
往年のディスコというのもリズムの弱い音楽多かったです
でも90年代以降のクラブ・シーン隆盛時代で
音楽はリズムで聞くようになりました
いろんな音楽聴いてきた特別な音楽好き以外はリズムに弱い
例えば、わかりやすく言えば
あんなに受けたマイケル・ジャクソンとか
歌声もリズムで溢れて、メロディーという部分が無い!

そういう40〜60代という世代が
リズム聴き取りのエアー・ポケットな訳です
まあ、サルサはそういう中高年世代とリズム好きの若者が
共存する世界なんで
正しい本物サルサの魅力を理解して踊ってもらうには
そういう世代を集めて「リズムを聴くトレーニング講座」を
熱心にやらないといけませんよ
昔から言ってるようにダンスの世界は
60、70代と20、30代は簡単に共存できます
このリズム・エアー・ポケット世代が問題なんですよ
そっちに限りなく合わせていくとサルサじゃなくなっちゃうしねえ
特殊な中高年カルチャーになってしまいます
とりあえず、そういうオヤジ世代集めて聞き込みの特訓です
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