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2015年03月11日00:17

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心身に障害のない健康な人って、本当に世の中にいるかしら?

NHK バリバラで、特番ドラマの再放送をやるとの告知を受け、先日再放送を見た。

http://www.nhk.or.jp/baribara/special/akumu.html

統合失調症であるドラマの主人公が、「障害が無くなるという果実」を渡され、その引き替えとしての「過去の記憶を失う」こととの葛藤を描くドラマである。キャスト全員が障害がある人達で構成された、ある意味実験作。

全員が迫真の演技であることに、感銘を受けた。

さて、このドラマの主題の一つでもある障害の『受容』……「障害が無くなる果実」をあなたは食べるかどうか?

私は明確に Absolutely NO ! と答える。GID の軋轢はもちろん、PDD による生きにくさも、もとは『健常者』社会の産物だし、果実を食べる行為はまさしく、私にとっては自己の否定に他ならないから。

アフタートークにて語られるとおり、もちろん果実を食べる/食べないの選択には正解は無いはずだ。果実を食べないと回答した女主人役の、ドラマで主人公に、「健常者の定義って、心身に障害のない健康な人。そんな人世の中にいるかしら?」と、問いかける場面。まさにこの問い掛けは主人公を通じて視聴者に投げかけられた疑問でもある。

出典: https://www.facebook.com/naozumi.licsak.yamada/posts/786440491440778

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