ウーフは面白かった

国語の教科書で印象に残っている作品ランキング！ 「スーホの白い馬」「注文の多い料理店」「こころ」あなたはどの作品？
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小2だったか
「くまの子ウーフ」だったかな？

毎日たまごをくれるめんどりさんのことを、
ウーフは「めんどりさんはたまごでできているんだ」と思った、と。

それに対してきつねのツネタくんは
「なにいってんだい、肉と皮とガラでできているのさ」とか言った、と。

最初意味がわからなかった。

先生が助け舟をだしてくれた。
「きつねは肉食動物でにわとりを食べるよね。」

ああ、ツネタくん、鶏ガラスープの材料レシピのような視点なんだ。

めんどりさんは同じめんどりさんなのに、
ウーフもツネタくんも、自分に関係あるところ（得するところ）しか見えていない。

たぶんウーフの視点とツネタ君の視点とあと何を重ねても
めんどりさん全てを表し尽くせないんだろうなあ…

人が言ったり教えてくれたり
自分が思ったりすることってそうなんだあ…

と思った。そしてなぜか今までずっと覚えている。うろ覚えだけど。


その後、大人が言ったり教えてくれたり新聞やTVでやってたりすることは、

そういうもの

だと思って、聞くようになった。
小2の時点でこの話が教材になっていてよかった。



蛇足
久しぶりに懐かしくなって検索してみたけど、


「なんでそこに食いついた」ってくらいの場面だった。
変な場面覚えてたな。