16日報道ステーション。民主党代表選3候補が揃い踏み。
<改憲問題>
岡田「安部政権では改憲議論する気は無い」
→ いや相手が持ち出せば議論しなきゃ。
細野「9条変えるつもりはない」
→ じゃ解釈改憲は?
長妻「9条変えない」
→ 彼はそう言うでしょうね。
<野党再編>
細野「民主党再生が最優先」。
→ 本気じゃないでしょ?まぁ、党内ガバナンスを確立してからでないと野党再編しても
国民は信用しないよね。
<格差問題>
岡田と長妻。直接的にお金を回す等。
→ うーーーん。処方箋が怪しい。直接的にお金を回したがるのがリベラル系だけど、
根っこをナントカしないとツライと思うけど?
<普天間代替基地>
岡田「現時点で、辺野古しかない。沖縄の方に申し訳ないけれど、他に無いのにあるかの
ように言うべきでない」
→ それはその通り。彼は外相当時、さんざ検討したからね。
細野「簡単には言えないし、理想でなく現実からスタートすべき。沖縄世論と日米合意の
2つが現実。ゴリ押しは解決から遠い」
→ それもまぁその通り。でも、それで具体的にどうするの?
長妻「沖縄の民意は明らか。なので、一旦呼吸を置いて、もう一度議論をすべき、
沖縄の民意を聞くべき(代替案があるわけではない)」。
→ うーん時間を取られるだけでしょう。現政権のように強引なのもどうか?と思うけど。
長妻みたく、代案も無しに話し合うというのもどうかなぁ。民主党政権でさんざ検討し
ても、結局代案は出て来なかったんだよね?もうひたすらお詫びしお願いするしか
ないのでは。
18日午後、民主党代表選があった。第一回投票は(単位はポイント数で、議員数でない)、
地方サポーター票 細野202 岡田199 長妻94、 細野298 岡田294 長妻168
決選投票では、岡田克也代表代行が133、細野豪志元幹事長が120。岡田氏が新代表に選出。
→ 第一回投票では、サポーター票も議員票も微差で細野がリードしていたけど。決選投票では長妻票が、細野よりはややリベラル寄りな岡田に流れたんでしょうね。岡田が勝利した。細野としては地方・サポーター票で圧倒し、長妻支持議員の票を引きつけたかったんでしょうけど。勝つには勝ったけど僅差だったので、そういう現象は起きなかった。
細野と岡田では代表適性は僅差だったので、どちらでもまぁ良いかなぁ。でも、岡田のキャラからして大きな改革は望めなさそう。堅実ではあるんだけどね。
<追記1>
19日産経。長妻支持議員のうち、大畠系議員は細野に、赤松系議員は岡田に流れた。岡田は、今の民主党安保基本法案を批判するなど、リベラル寄り方針を示し、赤松系票を獲得。議員票6票差で勝利した。
→ 今後の党内人事に注目。政調会長に長妻、という説が流れている。焦点は幹事長?
<追記2>
19日朝日。民主党代表選、党員サポーター票は僅差で岡田がトップだった。
岡田 細野 長妻
党員サポーター 148 139 67
地方議員 51 63 27
国会議員・公認内定者 95 96 74
→ なぁんだ、そうだったの?細野陣営は地方議員票には働きかけていたと報じられていたけど、サポーターにはあまり訴えなかった?
<追記3>
19日朝日・地方紙。岡田は、投融資による安保基本法案は集団的自衛権を広く認めており、受け入れられないと述べた。
→ リベラル議員票を獲得するため、党内保守派を切る発言。まぁ自民との差を鮮明にする意図もあるんでしょうけど。
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