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2014年07月19日23:06

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デュライ白書17年目の真実

連休中予定していたツーリングオフが天候不順で中止になってしまった。
このまま家に篭っていると腐ってしまいそうなので、オフに参加表明する前に行きたいと思っていたイベントに行ってみることにした。
「テンプルナイツ交響楽団演奏会 −今、その物語を語ろう…−」という、FINAL FANTASY TACTICSという17年前のゲームの音楽のオーケストラのコンサートだ。有志の奏者で結成され、一回限りのコンサートで入場無料である。
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開場は12時からだが11時まで入場整理券を配るというので10時半に着くように家を出る。場所は多摩センターのパルテノン多摩。綾瀬乗り換え、唐木田行きがちょうどいい時間にあってよかった。
到着すると天気は曇りで時々ポツポツ。傘は差すかどうか微妙なところ。
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11時に整理券をもらって一旦ホール内でトイレを借りる。
出ると再び入場待ちの列に。結局整理券を貰うのに30分、入場までに一時間、開演までに一時間と結構待ったがお弁当を食べたり、ipodで本を読んだりしていたので時間を潰すのに苦労することはなかった。
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無料のコンサートなのに立派なプログラムまでもらえる。内容も単なる曲目リストではなく、曲の解説がFFTが本当に好きじゃないと書けない内容で読み応えがある。
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もっとゆっくり来ても入れたかなとも思ったが、整理券をもらえる時間に来なかった人で入れなかった人もかなりいたようで会場は満員だった。
早めに来たおかげで前から二列目の通路沿いの、指揮者の姿がよく見えるいい席を確保できた。
オーケストラの生演奏を聞くのは高校の時学校で行った以来で、その迫力にびっくりした。
FFTはかなり思い入れのあるゲームで、アクの強い台詞と、ありがちだが鉄板な設定、中二病全開のネーミングに過剰なやりこみ要素(←全部褒め言葉!)がいまでも忘れられない。初代プレステの頃のSQUAREは、本当に良かったのになぁ〜。ゲームだけじゃなく、その頃の事も含め、いろいろな記憶が蘇ってくるのだが、普段聞き慣れていないオーケストラの音楽の情報量の多さに脳みそが処理しきれずに、いろんな感情がぐるぐる回って混乱状態だった。
中央からちょっと右側の席だったので、指揮者がこちら側を向くと顔もよく見えた。表情も豊かで、全身を大きく動かしながら指揮する姿は迫力があった。
奏者の人たちも皆、楽しそうに演奏しているのが印象的だった。
そういえば第一部の時指揮者の右の一番前の大きな弦楽器の人の弓が壊れていたっぽいが、第二部になったら治っていたようで安心した。
司会の人も最初は時魔道士、次は陰陽師、最後に指揮者に花束を渡す時はオヴェリアの格好をしていて、それを見た瞬間に、刺される!と思ったが、案の定指揮者を刺すジェスチャーと倒れる指揮者の小芝居に会場が大いに沸いた。というか指揮者はラムザじゃなくて、ディリータなのかよ!
このゲームにはもうひとつ思い出があって、以前にMMORPGをやっていた時に、FFTのキャラクター名由来のPC名の人とFFTの話をしたのを切掛で友達になり、FFTに出てくる騎士団の名前を取ったギルドに入って、そのつながりでいろいろな出会いがあった。
その人物は「将軍」と皆から呼ばれていて(今思うと笑えるなw)、今までにリアルでもネットでも出会った人物の中でも一二を争うエキセントリックな人物で、彼との出会いが無ければ今の自分の人格は少なくとも今と全く同じものになっていなかっただろうと思うほど衝撃的な人物だった。
FFTが大好きだった将軍が、もしかしたらこの会場にいるのかもしれないと思うと、胸の奥が熱くなった。
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二時間半のコンサートはあっという間に終わり帰りは千代田線直通で。地元の駅につくとものすごい土砂降りで、ツーリングが中止になったのは残念だったけど、コンサートも楽しめたし、雨もがっつり降ってくれているので、しょうがなかったかなと、やっと諦めが付いた。
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