路ではなく、土と書いて、お遍土さんというのがある。
死んで土になるまで、ずっと、歩き続ける人々のことだ。
一人では、働いて食べていけない人々を、社会福祉の制度がなかった時代に、生かせる手段として、空海が考えた。
37年前、中学2年の夏休みの全部を使って、自転車で、四国88箇所を廻ったときに、それを聴いた。
この頃は、所謂、信仰無きお遍路さんってのが大勢いて、地元では、厳しい目を向けられているようだ。
食べ物と、日々のするべきことを求めて、ホームレスが、四国88箇所を歩いているのだけれど。
もしも、彼らが祈りながら歩いているとすれば、死ぬために、ガンジス河にやってくる、インドのサドゥみたいだと、俺は思う。
若年化&国際化が進み、スマホアプリも活躍? いまどきの“お遍路事情”に迫る
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=58&from=diary&id=2427284
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