解散は、なしってことですね。

　こんにちわ。呟き尾形です。

　野田総理は、「しかるべき時に、やるべきことをやった後に信を問うとの基本的な姿勢は変わらない」と述べたそうです。これだから、民主党の議員は信用できない。最初は威勢はいいが、いざとなるとごまかしてなかったことにするものです。
　実際、じゃぁ、やるべきことって何？　と質問すると、ごまかして結局、国民に信を問わない。
　口だけの詐欺のような政治をするのが民主党政権なのは、民主党政権になってからの政治を見れば明らかです。
　そんなことですから、１年ぐらいで総裁がバトンリレーのように変わるわけです。
　本来、国家元首は駅伝のようにタスキをつなげなくちゃいけないんですけどね。
　所詮、いい加減で自分の言葉の責任を持たない無責任な総裁ばっかりなので、次の民主党総裁選で落選するのでしょうね。
　結果、解散はなし。
　結果、国民にウソをつくわけです。
　近いうちに解散するから、社会保障制度と税の一体改革に賛成してくださいといういわゆる自公民主の３党合意は、のらりくらりとかわされ、時期などの具体的なものは伏せられ、結局、具体的な時期を明言しないことをいいことに、「しかるべき時に、やるべきことをやった後に信を問うとの基本的な姿勢は変わらない」と野田総理にごまかされるわけです。
　これは、野田総理に限った話でもなく、菅前総理も同じで、尖閣諸島衝突問題を複雑化させた上に、東日本大震災の被害を拡大させました。
　鳩山元総理については、時期が過ぎてから先延ばしにするようなことをして、外交関係を悪化させるなどこうした、できないことをできるといいはったり、口だけなら威勢はいいが、いざとなると先送りなど逃げ出してしまうチンピラのような政治をするのが、民主党クオリティーです。
　冷静に現実を見れば自明なのですが、多くの国民は、冷静に現実を見ることができないんでしょうか。
　なんにしろ、野田総理は、決断をする政治と口だけで、現実を見ると決断をしない政治が続き、先送りとごまかしがつづけられているわけですが、国民は、まだ騙されていることにきがつかないわけですね。

　さて、野田総理は、「これからも初心を忘れずに努力していきたい」と述べたそうです。
　ちなみに、野田総理の初心というのは、東日本大震災からの被災地復旧、復興が最重要課題でしたから、近いうちに被災地復旧させることができるわけもないので、近いうち解散はウソってことです。

　では、国が最優先課題とした、東日本大震災からの被災地復興ですが、現実は、補正予算で予算を確保したものの、その予算の多くは的外れなものであったがために、本当に必要なものにたいするものにはあてられなかったために、余ったわけです。
　その余った予算は、復旧、復興が進まない中、各省庁で山分けしたそうです。
　なぜそうったのかと言えば、単純です。
　政府は、予算を確保することを目的化し、被災地の復興に何が必要なのかすら現地の声をすべて無視して、印象で補正予算をきめて、想定外の必要な被災地の要望は、つき返すか保留しています。
　つまり、被災地復興を妨げているのは、野田政権自身なのです。　
　それでも、復旧、復興に必要なことはやらねば復旧復興はできません。
　そして、必要な事業をやるためには、地方自治体単体では、予算面や国からの認可がなければできません。
　ですから、被災地自治体は、認可も予算も国任せにせざるをえなくなり、指をくわえて待つしかないわけです。
　東日本大震災復旧復興が内閣の最優先課題なのに、政府自ら復旧復興を妨げているのが現実なのです。

　最初っから初心なんか無かったことにしている、それが野田内閣のクオリティーです。
　口先だけの政権。それが民主党政権です。



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「やるべきことやって解散」＝政権１年、初心忘れず努力―野田首相

（時事通信社 - 09月01日 13:05）
　野田佳彦首相は１日午前、衆院解散・総選挙の時期について「しかるべき時に、やるべきことをやった後に信を問うとの基本的な姿勢は変わらない」と述べた。横浜市内で記者団が「民主党内に『近いうちの解散』は白紙との声もある」とただしたのに対し、答えた。

　２日に野田内閣が発足してから１年を迎えることに関しては、「一つ一つ山を乗り越えることでやってきた」と強調。さらに、「これからも初心を忘れずに努力していきたい」と引き続き政権運営に取り組む決意を示した。　

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■「やるべきことやって解散」＝政権１年、初心忘れず努力―野田首相
(時事通信社 - 09月01日 13:05)
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