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2011年07月22日13:28

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月亭遊方のゴキゲン落語会(第37回)

 昨日は第37回月亭遊方のゴキゲン落語会@上方亭へ行ってきました。観客は40人くらい。遊方さんもゴキゲンのご様子でした。まさかのセキセイインコのクスグリ、観客の空気を読まれたのですかねー。

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番組

1.月亭遊方「幕開前戯噺(遊方の日常あれこれ)」
2.月亭遊方「報労金(遊方作)」
仲入り
3.月亭遊方「パンチ・パンチ・パンチ!(遊方作)」

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 「幕開前戯噺」ではツバが飛びすぎる話や、着物のファッションショーに出たときに2分で爆笑をとるよう無茶ぶりされた話、ネズミ講のセミナーに行ってしまった話などを30分以上たっぷりと。この日も、たしかにツバが飛びまくっての大熱演の連続でした!

 「報労金」はカバンを拾った男が交番へ届けに行き、落とし主からのお礼である報労金について警官とわぁわぁと喋っているうちに落とし主が現れて…という噺で、報労金は欲しいが自分からは言い出せなくて、という拾い主のやらしい心の機微が面白かったです。

 仲入り後、落語界の八百長(笑)や、尼崎での高校生時代に発見した西宮の不良のメンチを切らないで済む技、輪島さんの相手のすきを突くちょっとズルいかんじの技が好きだという話からボクシング噺の「パンチ・パンチ・パンチ!」へ。交通事故で負傷したチャンピオン、マイッチング原田の代わりに、お好み焼き屋を営む双子の兄が1週間後にあるゴッツィ石松との防衛戦に出ることになってしまい…という噺で、古典落語「花筏」の現代ボクシング版。ボクシングジムの会長が石松に仕掛けたズルい罠から、1週間という練習期間でのボクシング練習シーンにかけての前半、ギャグ満載で大爆笑でした。
 試合シーンの後半は、遊方さんの大きなアクションでまた爆笑でした。クライマックスのクロスカウンターの場面では、シュワシュワというSEに乗せてスローモーション+繰り返しショットがしつこく繰り返され、SEを担当していた笑福亭鶴笑さんから「いつまでやんねん」とツッコミが入って試合終了。勝利シーンからサゲまでもスッキリきれいに。
 この日は「パンチ・パンチ・パンチ!」の初演時にシュワシュワ…というSEを担当されていた笑福亭鶴笑さんがノーギャラで参加されていました。遊方さんによると鶴笑さんのシュワシュワがベストなんだそうで、貴重なシュワシュワを体験できて良かったです。
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