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2011年02月25日00:07

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天皇制を否定する幸福実現党(駄犬の危険な駄文)

総裁夫人、幸福の科学を提訴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1514388&media_id=4

「仏陀再誕」という映画をご存知だろうか?幸福の科学が製作した豪華声優陣出演のアニメである。シナリオを簡単に説明すると、池田大作先生(CV・銀河万丈)の日本支配の野望を、大川隆法先生(CV・子安武人)が阻止するという超能力バトル作品だ(登場人物の名称は本当は違いますが、明らかに両先生方をモデルにしていると思われます)。

この映画の結末では池田大作先生が大川隆法先生に土下座して謝罪し、悔い改める。それを心お優しい大川隆法先生は許し、池田大作先生は幸福の科学に改宗する。そして最後は刑務所の中で仏陀を拝むのだ。実に素晴らしいお話である。これは信者ではなくとも一度は見るべき大爆笑映画だ。

さてそれはさておき、そんな映画を作るお笑いの天才・大川隆法先生は、2009年に幸福実現党の新憲法案も作られておられる。

その4条では「 大統領は国家の元首であり、国家防衛の最高責任者でもある。大統領は大臣を任免できる。」としている。

一方で14条では「 天皇制その他の文化的伝統は尊重する。しかし、その権能、及び内容は、行政、立法、司法の三権の独立をそこなわない範囲で、法律でこれを定める。」

大統領というのはいうまでもなく国家元首としての役割を務める。それでもあえて、元首という記述を設けることで、天皇が元首であるという解釈の余地を残さないようしたのだ。

確かに14条では天皇制を否定していないようにも思える。しかし、憲法上は政治的地位はもとより権威的地位さえもない。「天皇制その他の文化的伝統」という定めの仕方、法律で定めるということから、これは天皇制を歌舞伎や能といった伝統文化、いわば人間国宝のような地位に貶めようということがわかる。

ようするに「天皇よ、京都に帰れ」ということだ。保守だの愛国だの幸福実現党はいわれているようだが、冗談ではない。日本の国体を捻じ曲げ、権力のみならず権威をもその手中に収めようとする。危険思想を持った政党なのだ。
私はどちらの先生も大嫌いだが、今度映画を作るときは、両先生方が刑務所に入る結末を希望する。
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