最近は電車の中でもクールビズというか、ノーネクタイが一般的のようである。ネクタイを締めている人を見かけると、新鮮というか珍しいものを発見したような気持ちになる。
そうした状況に於て、スーツの上着を着ている人も、少数派になってしまっていることに、最近、遅ればせながらに気がついた。要はノーネクタイのワイシャツ姿が最近の一般的なビジネスマンのスタイルなのである。
実は僕は通勤時には今でも律儀に上着を必ず着ている。
でも大した理由ではない。我々サラリーマンにとって上着は、上着というよりも、「物入れ」「カバン代わり」みたいなものだから、無いと不便だからに過ぎない。
上着のポケットに、僕は、手帳と札入れ、名刺入れ、パスケース、IDカード、ボールペンにシャープペン等を入れている。各々、定位置があって、手帳は胸ポケットの左側とかいう具合にちゃんと決まっていて、定められた場所にないとそもそも不安だし、探し回ることになったり、あるいは場合によっては紛失するリスクが増大する。
したがってクールビズだからといって、このシーズンだけ上着を省略する訳にはいかないし、それに伴う不便さには我慢がならないのだ。
世間のビジネスマンの皆さんはどうしているんだろうか。普段スーツの上着のポケットにはモノは入れないようにしているのか。たしかにオシャレな人はポケットにはモノは入れないという話は聞いたことがあるし、いくら寸法を測ってスーツをこしらえても、ゴタゴタとポケットにモノを詰め込んでは、何も意味がない。
それともクールビズのシーズンだけ、ポケットに入れていたモノをカバンとか他の場所に入れるのだろうか。それだと不便だし、とっさの場合に探しまわったりしなければならないし、モノを失くしたりしないのだろうか。
どうでもいいことかも知れないが、気になってしまう。
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