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2009年12月25日22:49

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自殺が多く、食えない世帯が15%も存在する「経済大国」

自殺者、12年連続で3万人超す
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1061923&media_id=2
<警察庁は25日、11月の自殺者数が2494人だったと公表し、1〜11月の累計は3万181人(昨年同期比445人増)となり12年連続で3万人を超えた。12月もこのペースで推移すれば、統計の残る78年以降で最多だった03年の3万4427人よりは少ないものの、08年の3万2249人を上回る見通し。金融危機が深刻化した昨年10月以降長引く不況で、経済的要因による自殺が増えているとみられる。>

日本は先進国の中でも自殺者が多いという。
他の記事では全世帯の15%が食べるのにも事欠く状況だという。

これで、世界第二位の経済大国(という表現も最早使えなくなったが)と呼べないだろうと思う。

国を支えるべき健全な中間層が痩せ細っていき、ごくごく少数の富裕層以外の貧困者層の割合がどんどんと大きくなってきている。
正社員だってリストラの恐怖と隣り合わせという人はたくさんいる。
ちょっとした手違いによって正社員の身分をはく奪されたら最後、明日から貧困者の仲間入りということになってしまう。かくいう僕だって他人事ではない。
大企業のホワイトカラーといったって、何か専門性や取り柄がある訳ではなくて、大学新卒でたまたま就職した会社が今も潰れずに残っているだけでしかない。同級生が就職した会社で潰れた会社はいくつもある。その中には僕も就活面接に行って内々定をもらっていた会社もある。まさに紙一重の違いである。

将来に不安を感じる状況に於て、消費活動は活性化するはずもないし、景気が良くなるはずもない。景気とは文字どおり「気分」とか「空気」によって支えられるものであり、「経済学」よりも「心理学」によってしか説明できないことが多いシロモノである。
政治が行なうべき最低限の仕事は、国民を「食わせる」ことであり、将来のことを心配しなくても済むようにすることであろう。
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