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2009年11月27日20:21

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09年ジャパンカップ展望

米名将がマーシュ「100%」/ジャパンC
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1033141&media_id=8

 過去10年のデータを見ていきます。連対馬は1人気が3連対、2人気が5連対、3人気が2連対、4人気が2連対、5人気が4連対、9人気と11人気と12人気が1連対ずつです。2ケタ人気で連対したのは外国馬だけであり、日本馬は5人気以内だけ狙えば良さそう……でしたが、去年は9番人気のスクリーンヒーローがまさかの完勝でした。騎手ではデットーリ、ペリエ、武豊がそれぞれ2勝でトップです。デットーリとペリエは3着も複数回ありますが、残念ながらデットーリもペリエも不在。この冬はペリエは短期免許で来ないのかなあ。ただ、今年は外国馬が5頭参戦とJCらしくなりました。スミヨン、デムーロ、ルメールもいるので外人騎手が8名も参加。戸崎、五十嵐と地方騎手2名、元地方騎手が3名、生粋の中央騎手は5名のみ。現在の日本競馬を象徴しているようです。

 性別で見ると、牡馬(セン馬含む)が20連対、牝馬の連対はありません。牝馬がよく来る印象がありましたが、牝馬の連対は11年前のエアグルーヴまでさかのぼります。その11年前のJCは現地で見ていて馬券も取ったのですが、もう11年前……早いなあ。牝馬だから言って消せませんが、10年以上前を含めて馬券に絡む牝馬はGI馬なので、今年のウオッカには十二分に当てはまりますが、実際に去年も一昨年も走って連までは来れませんでした。今年も連まではどうでしょうか。年齢別では、3歳が5連対、4歳が9連対、5歳が3連対、6歳が3連対、7歳以上の連対はありません。連対率で見ると各世代に目立った差はないですが、7歳以上は完全に不利です。3着もありません。

 前走別で見ると、天皇賞・秋組が9連対で最多です。以下、菊花賞組が4連対、凱旋門賞組が2連対、京都大賞典、アルゼンチン共和国杯、英チャンピオンS、ナショナルパナソニックCH、モーヴィックH組がそれぞれ1連対です。JCともなれば当たり前ですが、重賞……しかもGIかGII以外を使ってきた馬の連対はありません。というか、エルコンドルパサーとタップダンスシチー、スクリーンヒーロー以外の日本馬はGIをステップにしています。GIIからの3頭はいずれも前走で連対していました。GIIで連を外してきている馬では、能力的に足りないでしょう。中2ヶ月以上空くような休み明けの馬の連対もありません。天皇賞・秋組は基本的に連対馬がJCでも連対しますが、本番でも上位人気に推されるようなら大丈夫そう。菊花賞組は4着以内の馬がJCでも馬券に絡んでいます。インディジェナスやサラファンのような馬がいるので、前走成績で外国馬を絞り込むのは難しいです。

 JCともなれば当然かもしれませんが、重賞未勝利の馬の連対はありません。もっとも、外国馬は重賞未勝利では呼ばれないでしょう。しかもインディジェナスとハーツクライ、スクリーンヒーロー以外は複数の重賞を勝っています。東京芝未出走馬とザッツザプレンティ以外は当該コースで連対歴がありました。ただし、ザッツザプレンティは連対していないと言っても3着(ダービー)の1度だけ。東京を苦手とするには当たらないでしょう。複数回走って連対できないようでは適性に疑問符がつきます。

◆チェックポイント◆
・7歳以上馬:エアシェイディ、エイシンデピュティ、インティライミ、インターパティション、コスモバルク
・重賞未勝利馬:いない
・東京芝に複数回出走かつ3着内の経験がない:オウケンブルースリ
・3ヶ月以上の休み明け:ネヴァブション
・前走が天皇賞で7着以下:アサクサキングス、ネヴァブション、エアシェイディ、ヤマニンキングリー、コスモバルク
・前走が菊花賞で5着以下:リーチザクラウン
・前走がGIIで3着以下:マイネルキッツ
・前走がGIII以下:インティライミ

 昨年、的中しているのでチェックポイントはそのままです。去年は3点で3連複、3点でワイド的中で9000円近い配当でホクホクでした。今年も一発狙って、回収率100%を目指します。残ったのはウオッカ、レッドディザイア、スクリーンヒーローとインターパティション以外の外国馬4頭の7頭。

 外国馬の取捨が悩ましいですが、基本的に北米実績のある欧州馬は買うべきと思っています。ウィジャボード、ピルサドスキー、シングスピールなどがそうでした。そういった意味で今回の目玉・コンデュイットは外せません。愛国馬なのにBCターフ連覇ですから。適性は申し分なく、あとは体調面がどうかだけだと思います。シンティロは2歳時にGI・グランクリテリウムを勝ってはいますが、その後はGII、GIII勝ちしかなく、近走がボロボロですね。近3走でいずれも勝ち馬から3秒以上も離されており、今年のキングジョージでは、今回出走するコンデュイットから実に17秒も離されたビリ。適性以前に能力がまるで足りていないと思います。

 他の3頭は米国馬ですが、そのなかでレーティングがもっとも高いのはインターパティションの118です。前走ではGIを4連勝中で、のちにBCクラシック2着になるジオポンティを下しました。ただそのレースは重馬場で芝2400mで2;41.2もかかっています。ほかの出走レースを見ても時計勝負でどうなのか?と疑問符がつきます。本番が重馬場なら買いたいですが、良ならいらんと思います。ジャストアズウェルとマーシュサイドですが、近2走が同じです。ジャストは5着、1着でマーシュは4着、4着です。ただ、前々走のノーザンダンサーターフSでのマーシュサイドの4着は1着降着によるものなので、実質はマーシュが2走とも先着しています。去年も来日(感冒で回避)していますし、陣営も自信があるからこその再来日だと思います。管理するドライスデール師はサラファンで2着の実績もあります。

 外国馬はコンデュイットとマーシュサイドでいいと思います。コンデュイットはともかく、マーシュサイドを含む4頭の外国馬はまったく人気なさそうですが、マーシュサイドの食い込みを期待しています。

 日本馬ですがスクリーンヒーローは前年の覇者で、前年同様にデムーロ騎乗。休み明けの天皇賞・秋でも2着に食い込み、一叩きされての上積みも見込めそう。今年は人気でしょうがこの馬が軸でいいでしょう。ウオッカはダービーを勝っていますが、昨年、一昨年とJCで連対できていませんし、本質はマイラーでしょう。鞍上がユタカならバッサリ切るところですが、今や世界のトップジョッキーでハーツクライでディープインパクトを倒してしまうルメールなので切れません(^▽^;) レッドディザイアはブエナビスタを前走で破っていますし、春の二冠を見てもブエナビスタと遜色ない能力がありそうです。

 5頭残していますが、3,6,8枠に固まっているので、枠連3,6,8BOXと3−3、8−8を買います。3−8は一番人気が予想されるので厚く買います。3−8で5倍、3−3、8−8で20倍、3−6、6−8で40倍くらいじゃないかなあと思っています。5枠の2頭も気にはなりますが、リーチザクラウンでは力不足だろうと思います。重なら考え直しますが。オウケンブルースリは勝ったレースの面子が微妙ですし、天皇賞もウオッカに3馬身も差をつけられていては連まで来れないと思います。昨年同様に5着ぐらいじゃないでしょうか。

 ◎スクリーンヒーロー
 ○コンデュイット
 ▲ウオッカ
 △マーシュサイド
 △レッドディザイア

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