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2008年10月02日18:21

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08年凱旋門賞展望

サムソン抜群の動きに武豊自信/凱旋門賞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=624519&media_id=8

 競馬ファン以外にはまったく騒がれていない……というかそれが当たり前なのですが、一昨年のクラシック二冠を含むGI4勝馬のメイショウサムソンが欧州最高峰レース・凱旋門賞に挑戦します。ちなみに凱旋門賞に挑戦した過去の日本馬の成績は以下のようになっています。

06年ディープインパクト 失格
04年タップダンスシチー 17着
02年マンハッタンカフェ  13着
99年エルコンドルパサー 2着
86年シリウスシンボリ  14着
72年メジロムサシ     18着
69年スピードシンボリ   10着

 エルコンドルパサーの2着を除いてはすべて目も当てられない結果となっています。シリウスシンボリ以前はリアルタイムで見ていないのでなんとも言えませんが、最近の4頭ではやはりエルコンドルパサーですね。それまでの欧州でのレースぶりから、勝ち負けになるだろうと多くの人が思い、そして実際、好勝負をしました。ほかの3頭はディープインパクトを含めて、勝ち負けは厳しいだろうと感じていました。そして、今回のメイショウサムソンも厳しいだろうと思います。

 第一に、今年のメンバーはかなり強力だと思います。6戦全勝の仏三冠牝馬のザルカヴァ、同じく6戦全勝の仏ダービー馬・ヴィジョンデタ、GI5連勝中の欧州最強古馬・デュークオブマーマレード、去年の愛ダービー馬で今年もGI勝ちのあるソルジャーオブフォーチュン、昨年の凱旋門賞2着で今年GIを勝ったユームザインなどが出走を予定しています。エプソムダービー馬であるニューアプローチこそ英チャンピオンSに向かいましたが、これは強い。少なくとも06年あたりよりはよっぽど強い。

 第二に、競馬ファンなら多くの方が感じていると思いますが、メイショウサムソン自体が競走馬としてのピークを過ぎているのではないかという懸念もあります。宝塚記念は不利もありましたが、それでもあそこまで行ったら勝てる馬だったと思いますし、春天ではアドマイヤジュピタ(出遅れ)にねじ伏せられてしまったようにも見えます。ピークは3歳春〜4歳春ぐらいだったのかなあと思います。昨年、挑戦できていればなあと思うと残念です。いや、やってみないとわかりませんが。

 第三に、ローテーションが疑問です。お金がかかったり、ノウハウがないと難しいのかもしれませんが、ぶっつけで挑戦するのは厳しいような気がします。一応の成功例であるエルコンドルパサー陣営にならって、長期計画で臨まないと難しいように思えます。加えて、調教師が現時点で今年度2勝しか挙げていないし、移籍したメイショウサムソン以外ではGIを勝っていないし、手腕がどうなのかなあというのが気がかりです(笑)

 ただ、切れる脚ではなく、持久力と根性が売りのメイショウサムソンは欧州競馬に向くのではないかという漠然とした期待感もあります。メンバーは強力ですし、勝ち負けは厳しいと思うのですが、5,6着くらいにひょっこり来るような予感があります。

 それにしても日本の競馬関係者は凱旋門賞が好きですよね。半ば信仰と化している気がします。別にアメリカのブリーダーズカップに行ってもいいように思うのですが、たまーにしか挑戦がないです。3歳馬だったパーソナルラッシュは健闘しましたし、10年ほど前のタイキブリザードも2回目はまあまあでした。そもそもパーソナルラッシュやタイキブリザードはGIでしたが、トップホースとは言いがたい。トップホースが行けばどうなるのだろうと俺は期待しています。
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