ブラッディー・マリーの女

しばらく行けないので、無理してＢＡＲを、のぞいた。
カウンターにブラック・フライのグラサンをした髪の毛の長い女がいた。ブラッディー・マリーを飲んでいた。
ブラッディー・マリーのレシピ
ブラッディー・メアリーとも言う
ウオッカ４５ｍｌ
トマト・ジュース適量
塩少量
タバスコ少量
ＢＵＩＬＤして氷入りタンブラーに注ぐレモンスライスを入れる。
ルイビトンの大きなカバンを隣の席に置いていた。
腕にはパテックの時計を、さしていた。
シャネルのスーツが似合っていた。
この前のフェラーリの女だった。
今夜は「サマー・タイム」やってよ。
いきなりリクエスト。
じゃロイヤル・ハウス・ホウルド１本ね。
商談成立
夏ももう終わりだし。
一発決めておいたよ。
今夜は送らないよ。
タクシーで、来たようだ。
ラッキー！
オレはグランド・ダッド１１４のハーフ・ロックを飲んだ。
マスター、しばらく来れないから、
明日から沖縄だよ。
過ぎて行く夏に、グランド・ダッドで、乾杯！