選挙結果の感想

　統一地方選（後半）の選挙結果がまとまった。

　参院補選は、福島で民主の勝ち、沖縄は与党連合の勝ち。投票率の低さと言い、争点になった政策課題と言い、沖縄の選挙も本土並みになったのかしらん。沖縄ですら、共産・社民を含む大合同的候補や「従来型野党的主張」は、もう有権者に受け入れられないのかも。もっとも、選挙手法は「沖縄公職選挙法特区」らしいけど(-_-;)。

　これで参院補選は形式上１勝１敗。でも改選前は２議席とも民主系だったので、実質的には１敗と見るのが正しそう。 ...まぁこれで、小沢代表の命運は７月の参院選までになる可能性が高くなったね。彼に対する党内の不満は、これで一層高まるでしょう。


　区議選は。新宿さんは負け、世田谷さんは２位当選。

　あんなに感触良かったのに、新宿さんはあれだけしか票が取れないとは... 難しい(@_@;)。とっても残念。やっぱマイノリティ向けの政策はウケないのかしらん。当事者の大半（ニューカマーとか）は投票権持ってないワケだし。それに比べ、事前には「大丈夫かしらん？」と言われていた人がトップとは。新宿にはス○ベな有権者がお... いえ何でもありません。

　世田谷さんは、めでたいけど、２位っていうのは少し半端？１位だったら国政に転じるのも狙えたのに。惜しい。ビミョー。大量得票出来たのには、本を直前に出せたのも大きいんでしょうね。


　他の"ご同業"候補は落選。前から「なんだかなぁ？」って感じていた方（無所属）の候補はダントツ最下位で落選。「もしかしたら通るかも？」と思った方（社民）は、そこそこ票を取ったけど、やっぱり落選。まぁアレだからと言って政治に向くワケじゃなし、当然かしらん。


　宅八郎も当然？落選。まぁ結果は分かっていて、選挙でオモシロイパフォーマンスをしてくれることを期待していたんだけど。準備不足でそれもあまり出来なかったみたい。ツマラナイ。


　夕張と長崎。実務能力がありそうな人が通って、まぁ良かった。夕張は、言っちゃ悪いけど有象無象が、長崎は便乗世襲候補が出ていて、どう見ても実務能力がなさそうで、なんだかなぁって思ってたのだ。

　特に長崎。亡くなられた前市長の長女さん（旦那が補充立候補していて、落選）のコメント「父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」はないんじゃないかしら。世襲が当然って、そりゃないでしょ。イエスだって、弟じゃなく弟子が後を継いだし。


　四国東洋町。最終処分場検討反対派が当選。むー難しいねぇ... 東京が、地盤が固くて地震の少ない土地なら、東京で引き受けても良いと思うんだけど。今の都会は、ほとんど地盤がヤワいところ（要は平野）にあるし、大地震の可能性も高いから、それは難しいし。


　地元市議選。地元国会議員の元秘書さん（新人）が票を取りすぎてトップ当選、同じ党派の人（新人？）がブービーで当選。この市議選で最下位当選した人の得票数が、公職選挙法で定める最低基準に達していなかった由。どうなるの？再選挙？