mixiフォト更新しました。過日の“信州北陸アルペンルート”独り旅の写真、
ネタ系編です。まぁ、余りネタっぽくもないですが。
本編写真も、アップだけしましたが、まだタイトルとか編集中なので、編集終わりで再度アナウンスさせてくだされ。
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えぇと、本題。完全に時機を逸した感がある上、政治ネタは、リアクションが取れないか、平行線の意見の投げ合いかになりがちですが……。
先日、9月11日は、衆議院議員選挙でした。結果は、自民党が圧勝、と言われています。さて、この“圧勝”とはなんなんですかね?
ま、良く言われてますが、自民党のメディア戦略による圧勝だろうと。
争点を『
郵政民営化是か否か』に絞り、選挙の対立図式を“
自民対民主”ではなく“
自民対脱自民(郵政民営化反対)”と見せることで民主党の影を薄める。この二点を、小泉総裁得意のメディアパフォーマンスで繰り返すことで、選挙戦を『
自分たちの地の利』で戦う。
郵政民営化なんて、多くの国民にとって案外どうでも良い事を争点に持ってくれば、見比べて目立つ方、指導力が見える方が受けるに決まってます。
民主党の岡田代表が「選挙に負けたのは、我々のマニフェストが国民に受け入れられなかったからだ」なんて言ってますが、まぁそんなワケないですね。例えば小生のマイミクは110人ちょっといますが、ぶっちゃけ、全政党のマニフェストとやらを読み込んだ方は、10人にも満たないと思います。もちろん、小生も読んでません。
でも、これはそれでも仕方ないと思います。国民全員が全員政治のプロではないし、その理解の為の時間を取れるわけでは無い。すると、どうしても、目に見え易い所で判断せざるを得ない。
だから政治家は、目に見え易い所での、マニフェスト……えぇい、選挙公約の説明責任を負っているワケですが……まぁどの政党も、特に“圧勝した”自民党が、郵政民営化以外の公約をきちんと説明してたようには見えませんでした。まさに小生が、かつて「
郵政は争点ではない」と断じた時の危惧です。
もしこの「自民党の大勝」とやらが、国民の「
小泉首相には指導力がありそうだから」という理由であるなら、それは
大衆の衆愚化、
政権の独裁化に繋がりかねない、と思います。
小泉内閣は、誕生から4年を閲します。2001年2月、
米潜水艦とえひめ丸のハワイ沖での衝突事故を遠因に時の森総理は辞任し、
小泉内閣が発足。さて、この4年間で日本はいったいどうなったのか。今回の選挙の大勝が、この4年間に対する国民による“禊ぎ”と思われてしまうなら、この国はさらに悪い方向に行ってしまうでしょうね
(このセンテンスのリンク先は自サイトです)。
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そして、もうひとつの“911”“4年目”といえば、アメリカ同時多発テロ。これについては、昨年もmixi日記に書いている(
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1526488&owner_id=65677 )ので、そちらをご参照……という形ですが。
ひとつだけ気になるのは、日本において、911のこの事件が、早くも風化し始めているんじゃないかな、ってことです。まぁ同じ日に選挙があったせいかもしれませんが。
今更言うまでもなく、4年前の911は、アメリカの、世界の、日本のパラダイムを劇的に変えました。それは、まるで毎日会っていれば少しづつ太っていることに気付かない様に、日々の暮らしの中で消化されていますが、10年ぶりに会った友人の変化には気付く様に、10年後に見返せばその重大さに気付くはずです。
今の政治、4年前から続く小泉内閣を監視する為に、4年前の事件を風化させない心構えを、我々国民は持っていなくちゃいけないのかな、と漠然と感じます。
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自サイトの記述を幾つか再掲。
・
2003年911のNYを訪れた時の手記
・
2001年9月11日の手記
・
世界からテロを根絶するための私案
やー、それにしても4年前の自分の文章は、熱く荒いですなぁw。
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