2019年ドイツ映画 125分 原題:Systemsprenger
シアターイメージフォーラムにて鑑賞 50名くらい パンフレット、ポスター購入
「システム・クラッシャー」とは、あまりに乱暴で行く先々で問題を起こし、施設を転々とする制御不能で攻撃的な子供のこと。9歳の少女ベニーもまたシステム・クラッシャー。
家族の手に負えなくなった彼女は里親、グループホーム、特別支援学校を転々としている。
そんなベニーを本人と周囲の大人たち(親、医師、里親、施設スタッフ)からの視点で描く。
鑑賞前はベニーが治癒される内容を想像していたけど、そんな甘いもんじゃなかった。
救おうと手を差し伸べる大人たちへベニーは牙を剝く。例外は無い。
清々しいほどに、と言うと語弊があるな…。
デイサービスやショートステイ先から追い返された父が浮かぶしな…w
ベニー役のへレナ・ツェンゲルがスゲーです。ドイツ映画賞主演女優賞を歴代最年少で受賞したのも納得。
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