NHK交響楽団
第2009回定期公演
2024年4月24日(水) 19:00開演
サントリーホール
出演
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
チェロ:キアン・ソルターニ
NHK交響楽団
曲目
シューマン:
オペラ『ゲノヴェーヴァ』序曲
チェロ協奏曲 イ短調 Op. 129
キアン・ソルターニ:ペルシアの火の踊り(チェロ・アンコール)
交響曲第2番 ハ長調 Op. 61
数年前に聴いたブラームスチクルスが素晴らしかったので、今回も期待していたが
期待以上だった。
1、序曲
あまり聴かない曲であるが、厚みのある音を味わえた。
2、チェロコン
もともと映えない曲であるが、ソリストとオケ、指揮者が一体となって
シューマンの音楽を繰り広げた。独特の味わいを感じた。
3、2番
颯爽たる1楽章、溌剌なる2楽章、雄大な3楽章、そして荘厳な4楽章、
どれをとっても音楽的にも音響的にも素晴らしかった。
これぞドイツ音楽だ。
新しいコンマスは良く動き回る。はじめは違和感があったが、
曲が進むにつれ気にならなくなった。
今までにないタイプのコンマスの今後が楽しみだ。
背もたれにベッタリ背中をつけて弾くコンマスより遥かにいい。
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