大河ドラマの「光る君へ」に刺激されてます。
新聞の書評で見つけたこの本を図書館で借りました。
大河ドラマに出てくる人間関係がスッキリと理解できました。
「源氏物語」だけでなく「大鏡」「栄花物語」「紫式部日記」
文学史で習った書名だけは知っている本からの引用も多く
なるほどなるほど・・・納得の一冊となりました。
家系図を見ると、うーん、そんなに近いところで子ども生まれていいの・・
そんな心配もあるけど、まあ、それはそれ。
病気・死・火事・様々な事件の繰り返しが書かれています。
有名な道長の
「此の世おば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思えば」
の解釈も、なるほど〜〜。
いわゆるハウツー本ではなく
文学の研究者が分かりやすく解説をしてくれているように感じました。
ちょっとお勧めです。
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