…正午まで、アルバイト。
帰りに、白金台のドンキホーテで買い物する。
一旦帰宅し昼食を済ませ、京橋に向かう。
午後3時、国立映画アーカイブで山本嘉次郎監督の「綴方教室」を観てまいりました。
☆「綴方教室」(1938)監督 山本嘉次郎 出演 高峰秀子、小高まさる、水谷史郎、徳川夢声、清川虹子、滝沢修、赤木蘭子、三島雅夫、本間敦子、音羽久米子、山形天洋、伊藤智子
小学6年生の正子は、両親とともにオンボロ長屋に暮らしていた。生活は恐ろしく貧しかったが、正子は綴り方(作文)が得意であり、学校の先生も熱心に指導してくれていた。
ある日、彼女の綴り方が雑誌「赤い鳥」に掲載される。正子は喜ぶが、父に仕事をくれる人の家庭について書いた内容であり、それが原因で父は仕事を失いかけてしまう。
生活はますます貧しくなる一方だったが、正子は強く明るく綴り方を書き続けるのだった……。
当時小学生だった豊田正子の作文を集めた同名文集の映画化であります。
そして、日本映画を代表する大女優の一人、高峰秀子の初主演作品です。5才から名子役として活躍していた彼女、このとき13才です。
いやぁ、じつに面白かったですねぇ。…昭和のはじめの東京の下町、わずか80、90年前の東京で、こんなにも厳しい貧困にあえぐ生活があったんですね。
それでも、主人公の正子は強く明るく生きていくンですよ!
ソレが良いんですよねぇ。
トボけた弟2人と、いつも怒ってるおっ母さんと、酒呑みでダメダメなお父っつぁんの5人家族。この貧乏家族、結局、仲がいいンだろうな。
とても面白かったです!
ログインしてコメントを確認・投稿する