映画『つ。』

映画『つ。』
4月13日(土)よりシアターセブン、
4月26日(金)よりアップリンク京都にて公開
地方都市で、生きづらさを抱える人々に向けて
描かれた青春映画。
監督はU Inose
出演は山下万希、西谷星七、山田結月、石橋征太郎、
長谷川テツ、大坪紗耶、真山俊作、高岡盛志郎、
神山大和、青花美永久、Devkota Bishnu、青柳秀栄、
築山尚矢、GAKU、古賀海、井手祐理、片渕奏汰ほか
副島祐樹は佐賀県の田舎に住む高校3年生。
大学受験を控えているが、人間関係はうまく行かず、
出来の良い弟と比較されいつも焦りを感じながら
行きていた。そして大学入学共通テストで
カンニングをしたことがバレてしまい、逃げて
深い森の中へ分け入ってしまった。そこで自給自足で
生きる人々に遭遇する。そのコミュニティでは
ルールに縛られず、食べ物を求めて明け暮れ
殴りあって力を誇示しあう原始人のよう。
自分とは価値観の違う変わった人々とともに
自己責任の名の下に営まれる共同生活を通じて
祐樹にも少しずつ変化が生じる。そして……、
都市と地方のクリエイティブの垣根を
なくすことを目標として、世界で活躍する
プロの映画人と未経験の地元学生や、
佐賀県にゆかりのあるスタッフが集う事で
製作された長編作品。全編佐賀県内でロケを敢行。
「つ」は佐賀の方言で「かさぶた」のこと。
居場所を求めて悩んだ若者が、逃げ出して傷を負い、
かさぶたが取れてやがて新しい自分を作りだすという
意味で付けたタイトルらしい。
これからの世の中、強く生きなければいけないという
メッセージを示唆している。
森の中など佐賀県の自然の美しさがひときわ素晴らしい。


公式サイト　https://sagaeiga.jp/