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2024年03月24日22:19

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言葉は生き物〜『げんねえ』という言葉を使った事はありますか?

これは、今から30年以上前の話
私が中学生だった時の話になります

私が通っていた中学は某私立大学付属の私立中学で男子校でした
この「中学」や教師に関するエピソードは良くも悪くもたくさんあるのだけれど
それらを紹介していくと、今回のテーマから逸れてしまうので
それはまた別の機会に・・・・

東京の私立中学の中でも、そこそこ有名な大学付属の学校だったので
東京都内から通う子だけじゃなく、千葉、埼玉、神奈川県などから通う子も一定数いましたね
当たり前ですが、皆全員、普通に標準語で会話をするわけで
解りやすい東北弁、関西弁、博多弁などで話す子は、私の知る限りではいなかったように思います

入学して1〜2ヶ月ぐらいしてからでしょうか
一部の生徒の間で『げんねえ』という言葉が流行り始めます
意味は
「ひどい」「むごたらしい」「えげつない」「容赦しない」
・・・みたいな感じで決してプラスの意味の言葉ではなかったですね

使い方は
「あのやり方は、えげつねえ」→「あのやり方は、げんねえ」
みたいな感じでしたね
「えげつない」が口語で「えげつねえ」になり
それから少し省略されて 「げんねえ」に変化した・・・のかなと

この言葉を流行らせた・・・というか
主に、日常的に使っていたのが野球部の生徒でした
おそらく、野球部の先輩から伝わったものなのでしょう
私は剣道部に所属していましたが
1つ上、2つ上の先輩の口から、たまに『げんねえ』という言葉が出ることはありましたが
積極的に自分で使いたいという気持ちではなかったですね

テレビやラジオから耳に入った言葉であれば、また別なのでしょうけど
先輩から伝わった流行り言葉・・・であり
おそらくは代々学校の中だけで継承された表現というか
学校内限定の方言みたいな認識でした

少し話は変わりますが
うちの中学・・・というか付属校なので高校もほぼセットなのですけど
いくつか変わった慣習・風習がありまして
その1つが、年1ぐらいで発行される教師が書いた冊子でした
論文〜というほど堅いものではないのですが
全教師ではなく、主に高校側を担当している教師の中で持ち回り?のような感じで
ある教師は自己紹介だったり、ある教師は教育論だったり
テーマは自由で、何か文章を4000字ぐらい?書いて、それを一冊の本にまとめて生徒に配布する
みたいな物があったのです

その中で、私は直接面識は無いのですが
国語科のある教師が、この学校内の方言である『げんねえ』について
その冊子の中で、解説している文章を発見しました

(続け)
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