【忘れられない両国のどぜう屋　美味しかった】

書こう書こうと思いながら　ちゅうごくにもどってからこっち
毎日ひどく多忙、おまけに　38キロ輸送の後遺症で　右腕が痛いのが
なぜか日を追うごとに悪化する・・・で　今日まで　書けませんでした。

中国戻りフライトの前日　2がつ14日
本来の計画では　東京江戸巡り観光のはずだったのですが
なにしろすごい物量で　買い物したお土産各種が　えらいことになっていて
結局ほとんどの時間は　ホテルの部屋でアマゾンのダンボールの開梱と
荷物のパッキングと重量測定と　重量オーバーで実家に送り返す
物品のチョイスなどの作業に　費やされたのでした。

そんなわけで　事前に東京の友人と約束した夕御飯も
キャンセルしてしまい、そのために探しておいた
両国4丁目の　桔梗屋というどぜう鍋屋も　諦めるかな〜と
裸足にクロックス（2がつ14日は晴れていい天気でしたが・・・）

ジーパンの尻ポケットに　ホテルのキーをぶっこんで
近所をぶらつくくらいの気持ちで　頭もボサボサで出てきたのが
なんとなく思いついて　その桔梗屋を見に行くだけ見に行こうか
となりました。

なにしろ元々は近所のコンビニに行くくらいのつもりの外出で
地図も持ってこなかったので　その後ものすごく迷い
両国２〜4丁目をくまなく迷い回った有様で

お陰様というか　結局2時間くらい歩き回った格好で
桔梗屋に　たどりついたらちょうど11時すぎ、
歩き回ってお腹もペコペコ。

もうここで昼飯食うしかない、と　勇気を出して入ってみたら・・・

玄関開けたらそこは　ディープな昭和。
映画のセットかよ、と思うほどの昭和。

自分はタイムリープでもしたのか？
と　戸惑いながら　まさかの下駄箱
靴を脱いで上がる畳敷き

店は恐ろしく狭く　ほんまに力士が来れるんか
そもそも入れるんか？というレベルだが
たぶんだが　2階が座敷なんだと思わけ　力士はそこに
いくのかもしれない。

１階はもう狭い狭い。太った人は席につけまい。
もちろん団体客など受け入れようもない。

すべての道具立てがものすごく昭和。
もう何か’両国って感じすごい。

姐さんは　ずっと以前から　鬼平犯科帳の文庫本、
鬼平犯科帳のドラマのDVDを繰り返し繰り返し　読んでは観ては

「鯉の洗いって　どんな料理なんだろうか・・・」
「鯉こくって　ねこさんが言うほど美味いものなんだろうか・・・」
「柳川鍋というものを　是非　東京の古い店で食べてみたい」

と　何年も強く憧れていたのです。

でまあ　今回ここで初めて　どぜう鍋、柳川なべ、
鯉の洗い、鯉こく、それに　ナマズ汁、など　チャレンジしたのである。

この店、墨田川の河べりにあるのである。
両国橋のたもとである。

そんな位置で食う　どぜう鍋、鯉の洗い、鯉こく
どうしたって’気分はすっかり　鬼平。

本当は日本酒熱燗も、と行きたかったが
なにせ15日の朝は　4時前起床決定、運ぶ荷物は38キロ
酒なんか飲んだら　朝起きられないので
しかたない　普通にご飯食べました。

昼飯食って　3000円
安い・・・すごい安い・・・あんなデタラメに注文したのに
安いじゃないか・・・

で　晩飯また行ってしまった
昼にもらった割
引券持って。

晩飯は2550円を割引で　2250円。

とにかく全部美味しかった。
特に　鯉の洗い、中国に戻ってからも毎日　昼も夜も
鯉の洗いのことばかり　ずっと’考えて夢現です。

あんなに美味しいものいだったなんて・・・
なるほど鬼平にやたらに出てくるわけである・・・。

次回日本に帰るときも　絶対両国リバーホテルに泊まって
桔梗屋に行って　鯉の洗いと　どぜうまる鍋を食うぞ、と
固く誓った姐さんなのです。

姐さんは　畳ざぶとんの上に長い時間座れないので
昼飯も晩飯も　漫画みたいな早飯で　光の速さで
帰ってきてしまったのである。

次回　酒を飲む場合　あの隅に置いてあっら座椅子を借りないと
足がしびれて座っていられんだろうな(´・ω・｀)

ただ、ひつつ問題が
どうやらこの店　創価の信者なんだよね
そこがねえ・・・┐(´д｀)┌