30th Anniversary Yuki Kajiura LIVE vol.# 18 〜The PARADE goes on〜 8月15日、16日　渋谷公演

2023年8月15日(火)、8月16日(水)
LINECUBE SHIBUYAにて、30th Anniversary Yuki Kajiura LIVE vol.# 18 〜The PARADE goes on〜 参加いたしました。

開場 17:30
開演 18:30

セットリスト

8月15日
overture Prologue
01.ことのほかやわらかい
02.夜行塗料
03.Storytelling
-MC-
04.もう君のことを見たく無い
05.凱歌
06.cynical world
07.Key of the twilight
-MC-
08.それは小さな光のような
09.8月のオルガン
10.荒野流転
-MC-
11.暁の車
12.優しい夜明け
13.君がいた物語
14.ZodiacalSign
15.stone cold
-MC-
16.moonlight melody
17.Parade
-アンコール-
18.Beginning
19.Parallel hearts
-MC-
20.蒼穹のファンファーレ

8月16日

セットリスト
overture Prologue
01.ことのほかやわらかい
02.夜行塗料
03.Storytelling
-MC-
04.もう君のことを見たく無い
05.凱歌
06.cynical world
07.Key of the twilight
-MC-
08.それは小さな光のような
09.8月のオルガン
10.cazador del amor
-MC-
11.暁の車
12.優しい夜明け
13.君がいた物語
14.ZodiacalSign
15.stone cold
-MC-
16.moonlight melody
17.Parade
-アンコール-
18.Beginning
19.時の向こう幻の空
-MC-
20.蒼穹のファンファーレ

8月15日、巨大台風の迫る中、KAORIさんの太陽神パワーは健在でした。
予報を見るたびに、関東直撃のコースが、あり得ない角度に逸れていきました。
西日本には大きな被害が出ているので決して「良かった」とは言えないですが・・・

8月16日は人生初の3階席！
3階といいつつ階段は倍くらいあって上がるのが大変でした。
ステージからは遠いですが、初めての眺め、新鮮でした。

初日公演はセットリストが気になるため、終始「次は何がくる？」どきどきしますが、2回目以降は流れがわかるので、落ち着いて、一曲一曲を楽しめます。

「ことのほかやわらかい」
一曲目のためか、大宮も渋谷も音響のバランスが良くなかったのが少し残念でした。
今後歌い重ねる程に、トランス感が増して来そうです。

「夜光塗料」
ritoさん、毎回冒頭の入りの音が微妙にぶれるのが気になりした。
間奏でJoelleさんと貝田さんが「ha-」の吐息のようなコーラスを入れるのがとても美しいです。

「storytelling」
季節にぴったり。明るく、爽やかな風を感じるナンバー。

「もう君のことを見たくない」
大宮公演の時よりもritoさんの身振りが大きく&増えていて、その分声のぶれがやや増した感が・・・
身振りなしでしっかり低音部保って欲しかったです。

「凱歌」
この曲からJoelleさん無双ゾーン。
回を重ねる毎に、迫力というか熱量を増していく。本当に素晴らしいです。

「cynical world」
打楽器の「ドンッ」が身体にずんと響いて、鳥肌が立ちます。そのゾクゾク感がたまらなく好き。
魔女めいた雰囲気で、中低音を迫力たっぷりに歌い上げるJoelleさんが素敵。フェイクも格好良いです。
間奏でお立ち台に赤木さんが登場するのが、召喚されたみたいに見えてしまう（笑）
赤木さんのお衣装が赤魔道士風。

「Key of the twilight」
今回のセットリストには.hack//のサントラ曲が多く組み込まれていて、個人的に嬉しかったです。名曲が多いです。
少し前までのライブの定番曲、最近は曲数が増えてきたこともあってこんなにたくさん一度に聞けたのは久しぶりでした。
ヴァイオリンソロが良いです！

「それは小さな光のような」
KEIKOさん、日替わりで歌い方を変えてくるので、毎回新鮮な気持ちで聴いています。
何故か好きな「はぐるま」の歌い方＋ヴァイオリンのピチカート。
そしてエンドレスで聴いていたいラストの貝田さんとKAORIさんのコーラス。

「8月のオルガン」
LINO LEIAさん、歌唱力は高いけれど、やはり独特の振付が気になってしまいます。
前傾、微妙な脚の開きとくねる動き・・・

「荒野流転」
ritoさんによるカバー
イントロが流れた瞬間、「え！この曲を今日？！」(台風通過中)
中野サンプラザの大雪が思い出されました。
「帰る術がない〜」

15日の終演後、会場を出ると滝のような大雨というオチがつき、完全に曰く付きのナンバーになってしまいました（笑）。

「cazador del amor」
LINO LEIAさんのカバー。振付増し増し。
イントロで貝田さんも一緒に踊っています。
大宮で入りを間違えたところは今回は大丈夫でした。

「暁の車」
ちゃんと「オレンジの」「白い花」が揺れている情景を浮かべながら、聴きました。
私も長年解釈を誤っていたことを先日の梶浦さんの生配信で知りました。

「優しい夜明け」
イントロのフルートを聴くたびに心震えます。梶浦さんはなんて美しいメロディを書くのだろう。
そして、Joelleさんの情感豊かなヴォーカル。最高です。

「君のいた物語」
冒頭の「quiet lonely night〜」のJoelleさんのコーラスが格好良すぎて、テンションは最高潮。
KAORIさんのリードヴォーカルは、曇りなく、伸びやかで、聴いていてとにかく「気持ち良い」。
そしてこのナンバーは個人的には歌詞萌えです。
汚れた水の上、だから月の影が綺麗で〜
想い出を飲み込んで空の蒼は深く〜

そしてギターソロの格好良さに痺れました。
スター是永巧一！

定番のzodi&ストンコ。
3階から見下ろすzodiは宗教儀式でした（笑）

「stone cold」は今回どうしてもアポロンを思い出してしまって涙涙。

次の「moonlight melody」。
以前MCで梶浦さんがこの曲のイメージを語って下さいました。(映画のエンディングで、本編中ではいなくなってしまった人達も笑顔で集う)

なんだか本当に、今はそばにいないものが、いるかのようなあたたかさを感じて、メロディを一緒に口ずさみながら、さらに泣いてしまいました。

ちなみに、最終日にしてストンコ号泣の回避方法を見つけました。
ひたすらオバヲさんを見る！
壺振りに全集中すれば泣かずに済む！
当面はそれで凌ごうと思います。

「Parade」
聴けば聴くほど、素晴らしい曲。
涙なしでは聴けないです。
JoelleさんとKAORIさん、それぞれのリードヴォーカルが本当に本当に美しくて・・・
梶浦さん「Parade」をこの世に生み出してくださって有難うございますと心から思います。

アンコール
「Beginning」
アンコールの1曲目に歌われてしまうと、もう一周、もう一度最初から、ライブして欲しい〜！と思ってしまいます。
歌姫の声がひとつずつ、重なっていくのが本当に美しくて、うっとり心地良い。

アンコールの2曲目は日替わりで「Parallel hearts」「時の向こう幻の空」
盛り上がりました！特に2日目の時の向こう〜は久しぶりの解禁！！
冒頭の造語コーラスが大好きなので、「来た！」と思いました。
Joelleさんのヴォーカルが完璧でした。
震えました。

最後のMC
今回のライブでは「あなた」の呼びかけとともに「あなたもこのパレードの一員」と言ってくださるのがすごく嬉しくて、聞くたびに胸がじんわーりしていました。

「蒼穹のファンファーレ」
6声のコーラスは圧巻の一言。

梶浦さんの「あなたもパレードの一員」の言葉を胸に、なんだか誇らしいくらい、晴れやかな気持ちで、ライブは終演を迎えました。

私のvol.18ツアーは8月16日の公演がラスト。
2日間、平日で仕事から直行だったので、体力的は厳しかったですが、参加することが出来て、ひととき皆とパレードを共に歩めて、本当に幸せでした。

有難うございました。