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2023年11月02日16:09

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瑠璃光院

瑠璃光院(ゆかもみぢ・ゆかみどり)

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 団地の総会を終えて昼食後の散歩は緑を求めて、八瀬の瑠璃光院へ。やはり人は多かったけれど、新緑の季節の日曜日だから・・・と危ぶんだほど多くはなく、ちゃんと新緑の美しい庭を堪能することができました。

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 2階から見ると正面に瑠璃の庭の背後の緑がわっと迫ってくる感じです。というのも、前につやつやの四角い卓が置いてあって、そこに床緑ならぬ卓緑が映じて、実際の緑と一体で圧倒的な緑が部屋の中へ入り込んでくる印象だからです。

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 1階の座敷や縁に座って苔と背後の楓の緑を見ていると落ち着きます。瑠璃の庭とか瑠璃光院という名称は、この庭が或る気象条件のもとで瑠璃色に輝いて浄土の世界が現れるからだそうで、入口でもらう三つ折りパンフには、「一瞬瑠璃色に輝く瑠璃の庭の泉石」という不思議な色を見せるこの庭の小さな写真が載っています。夕方かな?雨のあとかな?たしかにそういう稀な時間があるのでしょうね。

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これは臥龍の庭と称される、水と石組で龍を躍動的に表現したとされる池泉庭園。あまり人為的な植樹などをせず、この山あいの地形の一部を切り取った自然な作庭に特徴があるのだそうです。縁には障子戸に大きなガラスがはまっているのですが、それを通して見ると外の光景が少しゆがんで見える古いガラスで、こんな大きな板ガラスを作ること自体が非常に難しかった100年ほど前から割られたことのないガラスだそうです。腕のいい職人が作ったので100年間一分の歪みもなく、ぴたっとはまっているのだとか。

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 臥龍の庭から回って、躙り口からはいる茶室。居心地の良さそうな空間でした。こんなところで庭の緑で目を楽しませながらお茶をいただければ最高でしょう。

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 さきほどの瑠璃の庭を見下ろす2階の間で、庭と反対側の入り口の方角を眺めたとき、近い緑、遠い緑、濃い緑、淡い緑と、重なり合う様々な緑の交響曲が楽しめる趣。

2018/04/22


琉璃光院の紅葉 

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きょうの午後は八瀬の瑠璃光院へ紅葉を見に行ってきました。
 パートナーも誘ってみたけれど、最近ちょっとめまいがしたり、体調がもひとつのようで、また体調が回復したら、ということで、きょうはいつものように一人で。

 瑠璃光院の紅葉と言えばこれ。2階の窓際に置かれた大きな黒いテーブルに、ガラス越しにみえる庭の紅葉が映る、いわゆる床紅葉のバリエーション。どこからが直接見ているほんものの景色で、どこからが卓上に映し出されたその鏡像がおわかりになりますか?(笑)

 これ、スマホをその黒い卓上に立ててパチリ、と撮った写真です。みんなそうやって撮っていたので、私もそれに倣いました。いまごろはネット上に同じような写真がいっぱい出ていることでしょう(笑)

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 それにしてもなかなか見事な紅葉でした。緑の季節にも訪ねたことがあって、そういえば同じように「床みどり」ならぬ卓上の緑を撮ったおぼえがあります。緑も良かったけれど、やっぱり紅葉ははなやかでいいですね。

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 瑠璃光院は春と夏だけの期間限定公開で、今回の秋の特別拝観は10月1日から12月10日まで。
 この紅葉の季節はとくに大勢の来訪者があるので、整理券を渡して、10分おきに一定数だけ入れるようにしていて、整理券がなくなったら終わり、だそうです。
 私は午後2時半ころ行きましたが、野外でおよそ30分くらい待って、15時10分にようやく入れてもらいました。中に滞留する分には時間制限はありませんが、ずっと以前にほとんどほかに客もいないような日に来て、静かに座敷に坐って緑を鑑賞できた日々が夢のようでした。

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 きょうはほら、このとおり狭いスペースにぎっしりの来訪者。スマホで卓上紅葉を撮るのも順番待ち。係の人が、2,3枚撮ったらほかの方におゆずりください、と要請しないといけないような状況でした。

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 熱心に写経する人たちも。

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 1階は少しすいていて、縁側で写真を撮るのも楽でした。

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 紅葉の色はやはり燃え輝くような赤というわけにはいかなかったようで、今年はやっぱりどこも駄目だな、とは思いましたが、それでもまずまず十分に楽しめる美しさ。

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 苔の鮮やかな緑もいい対照で印象的でした。

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 これは庭とは反対側の、遠くに山並みが見えるほう。

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 廊下を通っていく途中に見えるちょっとした景色にも心を惹かれるものがありました。
瑠璃光院卓上紅葉3

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 そういえばangelもここへ行って見たい、でも開いている季節が限られていて、残念だけどいまは見られない、と言ってたことがあったな、と思い出しながら眺めていました。
                 Blog 2018-11-30


瑠璃光院の(ゆか)みどり

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吊り橋

 朝からとても爽やかで、体調もここ数日では一番よくて、お天気も散歩びよりだったので、急に思い立ち、思い切って普段着でふらっと朝の散歩に出たまま、叡電で八瀬まで行きました。私の好きなつり橋を渡って上がると瑠璃光院です。

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 10時開門ですが、9時半ころからもう十数人が門前に並んで待っています。
 時刻になると係のお兄さんが、順に入れてくれますが、その際、門前で、良ければ写真を撮りましょうか、と来訪者の持つカメラで写真を撮ってくれたりします。まぁ入場料が2000円なので、それくらいのサービスはあってもおかしくないか・・・(笑)。

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 この季節は「ゆか紅葉」ならぬ「ゆか緑」、座敷に置かれた広面のつややかなテーブルにおもてに映る外の緑が美しい。これがまぁ一番の見所です。

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 角度を変えてこちら側も映っています。やっぱり緑だけじゃなくて、数寄屋造りというのですか、書院のこの障子やテラスの桟の直線が区切る平面の幾何学的な美しさというのが、この光景をすばらしいものにしているのでしょうね。

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 プラスアルファを出すとお茶がいただけるようですが、できれば入場料2000円の中で、お茶の一服くらいはいただけるとありがたい(笑)・・・今日は中国からのお客さんがけっこういました。

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 庭は苔むして、なかなかいい感じ。

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 流れも池もしつらえてあります。

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 これは茶室ですね。いい感じ。

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 ここを訪れたのはもう3度目か4度目か、もっとかもしれませんが、いつ訪れてもいいな、と思います。ただ最近はへたな時間帯に行くと、ものすごく待たされるので、ちょっと行く日と時間帯は考える必要がありそうです。きょうは静かで気候もすばらしくて、とても良かったです。






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