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2023年04月20日07:52

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「なんていうか……視野広いな」

去年の4/22公開のロザンの楽屋「【サプライズ】相方に誕生日プレゼントしてみた」回が好きすぎて、折に触れて観返しております。
菅ちゃんが宇治原さんにお誕生日プレゼントのジーパンを渡して、宇治原さんが履いてみて、菅ちゃんが似合うと大絶賛して、終わるという、尊さを絵に描いたような神回です。
オチがなくても笑えるおもしろさなのはお二人の仲の良さという起因はもちろん、ベテラン芸人の腕が為せる技であるともつくづく思います。
https://youtu.be/vEGTsSW3qrQ

この回の個人的なハイライトは、宇治原さんが履いてぴったりだったジーパンを「ちょっと履かして?」と菅ちゃんが言ったことで出演者二人とも不在になってしまった画角の外からお着替え中の菅ちゃんのキャッキャ声と宇治原さんの「なんやねんw…ちょまっ、なんやねんw」が漏れ聞こえてくるという、なんですか出会った頃のただのdkですか?(昇天)的シーンなのですが。

次点で好きなのが、宇治原さんが驚きすぎてもはや呆れ気味で言った「普段さ、相方に、ジーパン似合うのにジーパン履けへんなぁて思ったわけ?」に続く「なんていうか……視野広いな」という、なんとも不思議な返しだったのでした。

ガチのサプライズなので終始驚くというか呆れるというか、とにかく「困惑」している宇治原さん。
そんな相方の困惑ぶりも、画角の外で先にお着替えする様子も、思った通りよく似合っている姿(根回しにより採寸データ把握済)も、ずっと嬉しそうに眺めている菅ちゃん。
さらに「むっちゃ似合うやん!!」「やっぱ脚長いな〜!!」と手放しで幾度となく、明らかに本心と分かる(=茶化していない)トーンで絶賛する菅ちゃん。
そして褒められる度に「…なんなん?」「この動画なんなん?」「ほんまにごめんなさいね、さっきから何言うてんの?」とひたすらに困惑し続ける宇治原さん。
からの「視野広いな」発言となります。

「視野広いな」とはおそらく「どんな服が似合うか」という、一般的に「ビジネスパートナー」に対して持っていなくても支障のない視点を持っていることの柔軟性を指しているものと思われます。

…え、いや待って?宇治原さんがソレ言う!?
生放送のCM中の雑談でビジネスパートナーである相方が言った地名(北浜)を翌日になっても覚えていて、ビジネスパートナーである相方が定食で最初に食べるメニューは何かを(理由を含めて理路整然と解説したうえで)当てて、ビジネスパー(略)の手相の特徴を把握していて、ビジ(略)が生まれ変わったらなってみたい職業を当てて(その流れで生まれ変わってもロザン宣言をして)、ビ(略)が自分のために買ってきたおみやげがどれかを(候補から外れた品の理由も踏まえたうえで)当てて。
「菅のドライブレコーダーやん」と言われたらまんざらでもない微笑みをを浮かべるし、時に「菅ちゃんのことなんでも分かる〜♪」と嬉しそうに断言する、プライベート介入もたいがいな「あの」宇治原さんが言う!?
私が「視野広いな」発言に不思議さというか、ちょっとした違和感を覚えた理由は、おそらくそれです。

ちなみに、宇治原さんに前述の「菅ちゃんのことなんでも分かる〜♪」モードが発動すると(バックグラウンドで常に動いてるっぽいけど)、菅ちゃんは「こわ!」「キモ!」「スゴいやん!」のどれかを言っている印象です。
(私も低グレードながら菅のドライブレコーダーなのかもしれない/我ながら書いていて軽くキモい)
いわば、菅ちゃんも同じ状況になった時に「視野広いな」に近い感情を抱くということです。

自分のことを思ったよりも相手が把握しているらしいと気付いた時に困惑するのは、お二人とも同じなんだなぁ。
一方で、おそらくお二人ともそれぞれに自分達の間柄を「友達(親友)>相方」だと、今も思っているんだろうな。

菅ちゃんが「ガラス玉」と例えられることのある漆黒の瞳を、それはもうきらきらと輝かせながら画角の外のお着替えを見つめていた様子も。
「ただ単に似合うかなと思って買ってきた」「撮らんでええというか……撮らんかっても変やけど」「撮らんかってもあげてたけどね」「そうやろな」という、お二人のやりとりも。
下半身放り出したままと思われる状態でお二人のじゃれ合うような声が聞こえていた、出演者不在の画角も。
宇治原さんの「お前…ええやつやなぁ(小声)」や「すごく……履くと思います(小声)」の感想も。

お互いのことが大好きで、お互い大好きな相手のことをよく分かっていて、大好きだから誠意を尽くす。
でも、相手が自分のことをこれほど見ていて、把握されていると知って、まだ新鮮に驚く。
そして、まだ新鮮に驚けるから、きっと相手のことをもっと知りたくなる。
(これはまさしく宇治原さんがたまに言う「まだ知らんことあるな」にも繋がる感覚だと思います。)
どこか不自然な「視野広いな」という言葉から、お二人の「アップデートされるからこそ深まっていく関係性」を垣間見たように思うのです。


ただし宇治原さんに限っては、自分のことを把握されているという驚きだけではなく、普段は厳しめであることが多い菅ちゃんから唐突に直球すぎるほど直球で褒められたり優しくされたりした時の「思ってたんと違う」ニュアンスで盛大に困惑していた可能性も考えられるのですが。
「菅ちゃんのことなんでも分かる〜♪」はずなのに、このある種のツンデレのさじ加減を解析するためのデータやツールはインストールされていないらしい高性能ロボ氏。
お笑いを生業とするためにロボが学習する「教科書」は菅ちゃんが用意してくれたそうですし、そのあたりは6/8刊行の「京大中年」で明らかにされることを楽しみにしていますが、菅ちゃんを100%理解するための「教科書」については自分で学習してデータを蓄積するしかない模様です。

結論としてはやはり、アップデートが不可欠である関係性。
良好な人間関係を築き継続させるための秘訣がおそらくそれなんだろうなと、お二人の困惑と喜びの応酬を観て、遅まきながら学習させていただいた次第です。


宇治原史規さんの47歳のお誕生日をお祝い申し上げます。
そういえばロザンのクイズの神様の石垣島回(3/25オンエア)において、菅ちゃんが既に「47のオッサンが」という自称をしていたことで今年も宇治原さんに合わせて歳を取る現象を早速確認できましたありがとうございます(早口)。

ロザンの楽屋の去年の誕生日プレゼント回の中で、それぞれジーパンを履いてみた直後に全身を映そうとしたであろう画の首から上が、残念ながら画角から切れてしまっています。よって、表情を知ることはできません。
観たかったなぁ。
まぁ観んでもだいたい想像つくけど。
宇治原さんは戸惑いながらも嬉しそうに笑っているだろうし、菅ちゃんがキメ顔を作るボケのあと大笑いしているんだろうけど。
座って傍観している側のリアクションと見切れている側の声で、とにかく楽しいらしいのは分かりやすすぎるほどよく分かったけど。
つくづく、一緒にいることでいつも楽しそうなお二人です。



今年の宇治原さんのお誕生日には、菅ちゃんからのどんなサプライズが待っているのか。
そして、約半年後の菅ちゃんのお誕生日には、やはり菅ちゃんからのどんなサプライズ替え歌(※菅ちゃんが自らのお誕生日に自ら替え歌の歌詞を書いて宇治原さんにほぼ初見で歌わせる恒例企画)が待ち構えているのか。

お互いのデータがアップデートされ続けることでますます仲良くなる一方のお二人の関係が、今年もこれからも、ひたすらに楽しみです。
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