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2023年09月23日15:32

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9月16日、土曜日〜9月19日、火曜日、の巻

 溜まっている日記を消化するために、バババっと書く。

 取り敢えず、16日から19日までの4日間分を書いておく。書いておかないと忘れるから。

 

●9月16日、土曜日。

 朝、予定通りの時刻にに目覚めたが、朝食を摂って、服薬をした後、身体がグラグラして、とても怠くなってしまい動けなくなった。急遽、【第16回 関西クィア映画祭2023】2日目参戦は取り止めとする。夏バテだと思い込んでいたが、数日後に別に原因があった事に気が付く。遅い……(‐‐;)

 夕刻、回復。けれど、その時間から映画祭に向かっても1プログラムしか観られない。予定では、映画祭がハネてから、21時過ぎに、関東からいらっしゃるマイミクの100ans-de-solitudeさんとお会いする約束をしていたのだが、「なら、先方の御都合さえよろしかったら、もっと早くにお会いして、数時間、食事でもご一緒しようか」と考え、連絡。「そうしましょう」との事で、19時になんばでお会いする事にした。

 19時。100ans-de-solitudeさんと無事に合流。今回で3度目の対面。9年と1日振りの再会である(←細かいなあ……^^;) mixiで知り合ったのだが、かれこれ17年超もお付き合いいただいている。思えば、20代、30代、40代の僕を実際に御存知の御方という事になる。長いお付き合いだ。感謝しきりである。三度目の対面は「だいぶ白い物がお混じりになりましたね(笑)」という失礼(←ごめんなさいー^^;)な僕の一言で幕を開けたが、対する僕も変わったろう。なにせ17年超である。

 それにしても、三連休&プロ野球セ・リーグの阪神優勝で人がいっぱいだ。繁華街は混んでいるであろうと考え、チェーン店は無論の事、名の知られたお店は避けようと考えた。けれど、「大阪らしいものが良いよな……」と思い、結果、黒門市場近くにある、お好み焼き店『まんぼう』へ。地元の人しか知らない穴場である。空席があり、スムーズに座られた。とびきりに美味しいという訳ではないが、決して不味くは無い。ボチボチと美味しい。リーズナブルだし。豚玉ひとつとっても『千房』や『鶴橋 風月』よりはググンとお安い。ただ、予想外にドリンクが高かった。その点は申し訳なかったなあ。事前に確認しておくのだった。僕は豚玉と梅酒ソーダ。100ans-de-solitudeさんはホタテ玉と生ビール。「ホタテ玉は珍しいですね〜」という話をしていたら、お店の方がインバウンド需要なのだと教えて下さった。他、『牛スジのどて焼き』、『もろ味噌胡瓜』、『冷やしトマト』、『漬物盛り合わせ』をオーダー。締めは『やきそば』を半分ずつ。

 なんでも、先方は、この日に名張まで御足をお運びでいらしたらしく、名張の酒造店『はなびし庵』の『瓜の奈良漬け』を「お土産です♪」としていただいた♪ あー、僕もお土産を用意しておいて良かったぁ…… 幼少時は苦手だった奈良漬けだが、現在は好物だ。嬉しい&ありがたい。以後、約3時間に及ぶ会食&歓談。僕はとっても楽しかった。色々と教えていただけたし。

 100ans-de-solitudeさんはロシア語に堪能で、フランス語も問題無くというインテリな御方である。某大学大学院工学研究科の修士課程修了、博士課程満期で、肩書は建築史家であらせられる。「史家」でいらっしゃるのだ。「しか」=「歯科、或いは鹿→奈良公園っ♪」が脳内で浮かんでしまう僕など、みっちりとあやかりたいものである。

 今回の会食は、ロシアとウクライナの貿易上の関係や、プーチンの思惑、ナワリヌイの不当拘束等の話題で幕を開けた。

 そこからジェラール・ドパルデューの話題に移り、彼が助演している、チェスが大好きなバングラデシュ出身の移民少年を主人公とした『ファヒム パリが見た奇跡』というフランス映画の日本語字幕についても教えていただいた。作中、主人公の少年が「海が見たい」という台詞があるらしい。その後、彼は船の上で海を見せてもらうのだけれど、フランス語では<海>と<母>は同じ言葉なのだという。だから、少年の「海が見たい」は、「お母さんに会いたい」と同義であると。「これは字幕ではわからないですね」と仰っていて、僕は「成程ー」、と。チェスは好きだ。長らくプレイしていないけれども、コレは観てみたいなあ。ドパルデューも好きだし。

 同様に、アルメニアとロシアの合作映画『剣の舞 我が心の旋律』の中で、主人公のハチャトゥリアンが、想いを寄せている女性に「おやすみなさい」というシーンが有るという。そこで、ハチャトゥリアンは「スパコィナイノーチェ」と声を掛けるらしいが、これは余所行き言葉で、親しい間柄の人物に対しては、短縮して「スパコィノーチェ」と言うらしい。けれど、この映画では短縮しない。そこにある男女の距離感、もどかしさというのは「これも字幕では表現出来ない、伝わらないですね」との事。またまた、「成程ー」と思う。

 他、<岩井俊二監督作品『ラストレター』に於ける小室等の、恐ろしく棒読み演技でありながら、彼が演じたキャラクターが、ちゃんと作中で息をしていることに対する驚き>や、<初心者でも入りやすいプロレス話→「プロレスやジャズのファンって、とても排他的ですよね」>といった話題を振っていただいた。たまにしか書かなくなったけれども、僕の日記におけるプロレスに関する記述をお読み下さったそうで、「興味が湧きました。排他的では無くて、とても面白い」との事。ありがたい話だ。

 あと、「アモス・ギタイ監督の映画『撤退』で、ジュリエット・ビノシュが主演していたけれども、彼女、ユダヤ系なんですか?」とも。フランス人の父とポーランド人の間に生まれた人で、スラブ系の血が入っているのは知っているけれども、ユダヤの血は入っているのかなあ? 調べてみたけれど、判然としない。これもとても興味深いところだ。どうなんだろうか? イラン脱出後のアッバス・キアロスタミ監督作品にも主演しているから、政治的スタンスは明瞭な人だけれども。尚、彼女が主演した初期作『汚れた血』について、「プロット・レベルでしか話がわからない映画だけれども、ラストシーンにおけるジュリエット・ビノシュのカクカクとした疾走が、実に映画的で忘れられないんです」という意見には激しく同意する。あのラストの疾走シーンは、恐らくコマを落としているのだろうけれど、それが実に素晴らしい効果を上げていた。実に実に映画らしい映画であった。

 他にも色々な事柄を話題にしつつ、歓談、歓談。食事、食事。お酒、お酒っ♪

 とても楽しかった!

 会食後、宿泊していらっしゃるホテルの近くまでお見送りする合間にブックオフでオンライン注文していた書籍を受け取り。『荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟』(集英社新書:刊、荒木飛呂彦:著)。『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』(同)は数年前に購入して読了済。50円OFFクーポンをいただけたので『ルパンの星』(講談社文庫:刊、横関大:著)も購入。お時間を取らせてはいけないので5分で済ませた。

 帰宅し、就寝。あまり眠られず。


●9月17日、日曜日。

 朝、予定通りの時刻に目が覚めるも、またもや朝食後に服薬をした後、身体が怠くて怠くて堪らなくなって、おまけにフラフラするようになったので、【第16回 関西クィア映画祭2023】3日目参戦も取り止め。どうなってるんだ、まったく…… やはり夏バテか…… 映画祭の大阪会場フリーパスを購入したのでもったいない事になっているのだが、「明日、全作品を観れば最低限の元は取れる。それに、来月から作業所での内勤に加え、外勤が開始となるので、それに備えて体調管理していこう!」と考え、とことん休む事にした。以後、丸一日眠りこけた。こんなに眠られるだなんて珍しい。けれど悔しい……


●9月18日、月曜日。

 丸一日眠りこけたけれど、まだまだ身体が怠くてかなわない。朝、なんとか予定通りに起きたのだけれど、なんだか頭がグルグルする…… そしてこの日も、朝食後に服薬をした後で、更に調子が悪くなった。どういうこったい……? 【第16回 関西クィア映画祭2023】4日目=最終日も参加を取り止める事にした。大阪会場のフリーパスを買ったのに、結局、1プログラム2作品しか観られなかった。嗚呼…… 恐らく、劇場公開&ソフト発売が為されず、二度と観る機会が無い作品が大半だろうから、より悔やまれる。

 夜、『文豪ストレイドッグス』(集英社:刊、朝霧カフカ:作、春河35:画)の24巻を読了。マンガは買って即座に読むなぁww この巻はクライマックスに向けての助走、伏線張りだな。まあ、このマンガは好きなので、どれだけ長くなっても最後まで付き合うつもり。アンソロジーにまで付き合うのは止めたけど。

 そして、また横になった。けれど、この日はあまり眠られず。まあ、この数日、相当に眠ったからなあ。止む無し。


●9月19日、火曜日。

 やはり、朝は予定通りに起きられはするのだ。けれど、朝食後に服薬すると、その後で、調子が悪くなる。

 そこで「んー…… いくらなんでも調子が悪すぎるぞ…… 夕刻になったら持ち直すけど……」と思って、<おくすりカレンダー>を確認したところ、<朝食後>の箇所にも眠前薬が入っている日が有った…… まあ、飲む際に確認しなかった僕も悪いのだけれど。そら調子もおかしくなるわいな。合点承知の助…… これからはちゃんと確認をする。

 この日は、シネ・ヌーヴォで【台湾巨匠傑作選2023】で『大輪廻 [デジタル修復版]』、『空山霊雨 [デジタル修復版]』を観てから、シネ・リーブル梅田で『『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』、『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』を観て、更に新世界国際劇場で三本立オールナイトで『1950 水門橋決戦』、『ホーリー・トイレット』、『メガ・ハリケーン』と、合計7作品を観てから、翌日に徹夜のままで通所をするという無茶振り計画を予定していたのだけれど、朝の段階でけっつまずいたので、もうダメ。ヌーヴォの【台湾巨匠傑作選2023】は前売3回券を購入しているし、会員スタンプWポイントデーだったので、この日に観たかったのだけれど、観たい作品の上映が、まだ別日に残っているのが不幸中の幸い。リーブルの2作品も、まだ観る機会がある。国際の三本は、この日が楽日でラスト・チャンスだったので、「夕方に調子が戻ったし、行こうかな?」とも思ったのだが、「でも、僕の嗜好から言えば、それ程惹かれないラインナップなんだよなあ…… 無理して観にいかなくても良いかなあ。明日、通所だし…… うん、止めとこう!!」と思い直して取り止めた。『1950 水門橋決戦』だけ、第一作(=『1950 鋼の第7中隊』)を観ているので、「どうせなら2作目もスクリーンで……」とも考えたのだけれど、前のが好みの作品じゃあなかったからなあ…… ほぼ国策映画だったし。うん、諦めがついた。

 現在の最優先事項は体調管理だ。外勤開始を目前に控えている状態で、いきなり「無理です……」となったら最低最悪だ。それは何としても避けねばならない。

 まあ、非常にキツい4日間になってしまったが、通所日までに原因が判って良かった。根本的に体調が悪化したのでは無かったと判ってホッとした。ただ、原因はケアレスミスだ。これはいけない。今後、改善する。


 そして、翌日は、ちゃんと通所したのでありました。

 良かった、良かった。

 しかしまあ、100ans-de-solitudeさんとの会食&歓談は、本当に楽しかったなあ!

 ありがとうございましたーっ♪


 といったところで、4日間まとめ書きは以上である。


 
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