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2023年08月25日10:54

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きときと日記236「場違いな言い間違い」

■「強い決意と覚悟で対応」=処理水放出で東電社長
(時事通信社 - 08月24日 20:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7536868

東電社長「強い決意で処理水の放出に取り組みたい」
現場社員「をれを言っちゃだめですって!『強い決意』と『丁寧な説明』って言葉が今一番信用されてないんですから!」

そもそも放射能汚染処理には大きな問題がある
それは以下のようなものだ
1そもそも放射能汚染は手に負えないほどリカバリーや除染が難しい
2原発事故や被害について科学的真実とか学術的知見によるオープンで有意義な議論が行われてきたのか?十分になされたのか?
3日々地下水が流れ込み汚染水が発生しているにも関わらず財源不足を言い訳にして根本的な汚染水処理対策工事をやらなかったしやれなかった
4汚染や除染にかかわる不都合な事例やデータが東電や政府の都合の良いように処理され異議や異論が無視された
5IAEAなどを利用した形だけの見せかけの安全基準を採用して根強く残る疑義や不信感を払しょくできなかった
6漁業者、ひいては国民全体に対する約束の反故と無理矢理の居直り姿勢を貫いた
7中国との政治的経済的フリクションの解決策がない
8何十年、何百年かかるかわからない除染事業の国民生活負担や国土海洋汚染に関する説明が不足しており事故責任の自覚と危機意識がない

以上は素人の一国民である自分の感覚なので実際に現場でかかわる科学者や生活者にとってはもっと厳しい現実的問題があるのだろうと思う
果たして政府や東電が彼らに対してどれだけの、そしてどのような「強い決意」や「丁寧な説明」が通用し受け入れられるのかは甚だ疑問である
これまでの汚染水処理の問題の歴史や経緯を踏まえた上での、それこそ命がけの検証が求められるのではないか?
きちんとした科学的で継続的な安全性が証明されるのなら風評被害などは起こりようがない
処理水は生活に利用できるはずだし、原発近海の魚だって美味しく食べられるはず
アルプスによって安全な処理水が放出されるのであればいろいろ文句を言ってくる中国にきちんとデータを採取させて必要であればIAEAみたいに子飼いの組織ではなくきちんとした評価をしてくれる何か国かの判定に安全性を保障してもらえれば済む話だ

そもそも原発事故が起こった当初、このままでは東日本が放射能に汚染されて住めなくなるというような意見があった
当時はあくまで左派のハネ上がり的極論だとして世間一般からは批判を浴びていた記憶があるが今から考えてみると一面では正論であったのかもしれないと思う
現に今起きている汚染水の問題はそもそもそれを貯めておくタンク施設場所がなくなっているというのも大きな原因の一つだからだ
日に日に地下水が事故原発建屋に流れ込んで制御できないほどの汚染水が発生しているが
もうこれ以上東北全土を汚染水タンクの林立する地方にするわけにはいかないのだ
いやいやまだまだタンクを作る場所は残っているんだから今後は今より大きなタンクを作って時間稼ぎをすればいいという放出反対派の意見もあるようだが、いずれにしてもこのままだと東北の空き地という空き地には汚染水タンクが林立するという話になる
現状を維持しようとすれば東北地方は住むことができなくなる地域とも言えるのだ
今回の処理水(汚染水処理水)の放出問題は原発事故当時に「東北地方にはもう住めなくなる」というキワモノ発言の重大性を多くの国民があまりにも軽く考えすぎていたせいで背負わされた責め苦の一つだとも考えられるだろう

ちょっと体調が良くなったら音楽もちょこっと聴けるようになった
夏の終わりにちょっと似合いそうなお気に入り


今日はこれから草刈り機の燃料と替え刃を買いに行って不調の草刈り機にもう一度チャレンジする
途中で叔父への返信を速達で送る予定
ついでにちょっとした買い出しもしてこよう


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