今日は、川の河口を散策
この時季は、南方の越冬地から繁殖地のシベリア方面に向けて、長い旅をするシギ類が、海辺の湿地などで一時滞在する姿を見ることができます。
今日の散策では、6種類のシギ類を見ることができました。
チュウシャクシギ
キアシシギ
チュウシャクシギとキアシシギは、この河口では定番の渡りのシギです。どちらも数が多く、河口先端部から、数百メートル上流部まで、各所で見られました。
オオソリハシシギ
数は多くなく、時々出現する程度です。今回は2羽見られました。
キョウジョシギ
独特の模様のシギです。10羽程度の小群が、河口先端の波打ち際近くで活動していました。
ハマシギ
目に入ったのは1羽だけですが、群れで高速で飛ぶ姿も、よく見られます。
トウネン
小型のシギです。少数が、キョウジョシギに混じるように動き回っていました。
旅するシギ類は、以上です。
以下、シギ類以外の鳥たちも、各種見られました。
シロチドリ
河口先端から少し上流部まで、何箇所かで見られました。
コチドリ
気が付いたのは、この2羽だけでした。
ミサゴ
英名は「オスプレイ(Osprey)」、水面にダイブして魚を捕る猛禽類です。
ヒドリガモ
コガモ
冬鳥のカモ類は、ヒドリガモの集団と、少数のコガモが残っていました。これらのカモ類も、シベリア方面に向けて旅立って行きます。
セグロセキレイ
2回ほど鳴き声が聞こえました。
ツバメ
おなじみのツバメですが、河口付近でも低空で飛ぶ姿が見られました。
ヒバリ
川原や周辺の草地などで、頻繁に見られました。
植物の写真も2枚・・・
ナルトサワギク
河口付近で綺麗に咲いていますが、特定外来種に指定されているので、許可なく飼養したり、採取して他の場所に植え替えたりしたら、3年以下の懲役、300万以下の罰金に処せられます・・・
まあ、庭に堂々と植えている人もいるみたいだけど(^_^;)
ハマサジ
満潮時に葉が冠水するような場所に生えます。葉が匙のような形をしています。
今日は、よく晴れ、気温も適度に上がり、快適に散策できました。この時季特有の旅する水辺の鳥たちの世界を、じっくり堪能することができました
(本日確認できた鳥は以下の通り)
ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、ミサゴ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ
ログインしてコメントを確認・投稿する