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2023年04月18日15:18

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杓子定規でどこをはかるか

デコパージュ、まだ1品目も完成していないのにすっかり資材集めにぽちぽち(ネットショッピング)してしまっている。手芸工芸好きな人にはわかってもらえると思うのだけど、資材集めこそが完成度満足度の肝であり楽しみであり……そして心理的にも物理的にも沼となる。
すでに趣味の編み物のために買い貯めた毛糸がベッドの下におさまりきれなくてマットレスが浮いてきそうだというのに、そこへ加えて人生八十年くらいだとしても最後の晩餐に使うぶんまで間に合いそうな量のペパーナプキンをぽちってしまった。

まあ作りすぎたら配布すればいいか…と自分に言い訳しようとして気づいてしまった。
あ、だめだ。デコパージュは既存の印刷物であるペーパーナプキンを使うから著作権を侵害してしまう。写真素材を加工する場合も同じ。じゃあ自分で写真を撮ってそれを素材にすればいいのかもしれないけど、こんどはその被写体の肖像権の帰属が問題となる……つまり、デコパージュしたものを人にあげると違法行為になってしまう。

デコパージュ作品をあまりみかけない理由がわかってしまったような気がする。
趣味の教室なんかで教材使用するのはセーフって解釈らしいけど、とにかく完成品を販売するのはアウト。とはいえメルカリやminnneなんかをのぞくといくつかデコパージュ作品を売ってたりするけど。

毛糸は好んで作ってるのが靴下なので、ほとんど自分で使ってあとはたまに身内や友人に進呈している。それでも編んだだけで満足してしまったあみぐるみの処遇なんかには困っていたりする。愛着はあるけどインテリアにあわないんだよね…。
セーターやカーディガンは量産できないので問題にならないけどこれも1つあたりが結構かさばるのでそのうち問題になりそう。

ここで気づいた。
のちのちのクレームに対応するのが面倒なので私、自分のてなぐさみを売ったことないわ。個人的な信条として販売するからには見た目だけじゃなくてそれなりの耐久性が必要だと思うんだけど、自分自身がおっちょこちょいなのでいろんな想定ができちゃって、そのすべてに耐え抜いたうえで色形使用感かわらないような強さを備えたものを作れたためしがないんだよね。だから売ろうという気にならない。ちなみに友人に自分の作ったものを渡すときは「時限式で壊れるようになってるから捨てる前提でもらって」と言い添えて渡している。

デコパージュ、市場にのり得ない=趣味の域を出ない、でさらに=つまらないと一瞬脳内でいったん結んでしまったけど、市販がありえないということはそれはそれで人にあげるにはいいのかもしれないと思いなおした。
そういえば以前マイミクさんにデコパージュの石鹸もらってすごいうれしかったんよね。

ごちゃごちゃ思案しましたが、つまりもうすでに沼の底です。
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