1980年春
入社して配属が決まり、3か月の研修が始まった。
研修の総仕上げとしてアンプの組み立てという課題があった。
アルミのケースを加工して部品を固定し、ユニバーサル基板に電子パーツを組付けて回路を仕上げる。
https://article.murata.com/ja-jp/article/challenge-the-universal-board
回路図通りに結線するのに苦労し、部品のレイアウトやパターンレイアウトまで思慮する余裕なんて無く・・
組みあがったと思ったら発振が止まらず、、止めるのに苦労する。
視聴するシステムは会社の視聴室。
JBL製ユニットによるホーンツイッターにバックロードホーンの大型スピーカーを
使用するので破損させない為にキッチリと動作点検を受けます。
3人でトライしたのだが、ワシのアンプが一番音が悪かった。
回路と部品は同じなので後はレイアウトや基板の組み上げです。
発振を抑えるのに回路を変更せざるを得ず、これが劣化の原因だと思う。
最期は車座になって皆で結果を検証しあったりして良い体験ができた。
その時に使用したのがこのレコードでした。
本格的なシステムでオーディオを聴いたのはこれが最初。
今でも強い印象に残っています。
手元にあるのだが、セコハンショップで見つけたのでゲット。
ついでにベスト盤もあったのでこちらも併せて購入です。
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