今日の出来事：１３５８年−矢ノ口渡事件、１８５５年−安政大地震：安政江戸地震、１８６８年−戊辰戦争：片府田・佐良土の戦い、１９１８年−連合国とドイツ帝国が休戦協定に調印し、第一次世界大戦が終結、１９８４年−シンボリルドルフが菊花賞を勝ち、日本競馬史上４頭目の三冠馬となる
今日は、矢ノ口渡事件です。新田義興は、新田義貞の次男です。父・義貞の戦死後、越後に潜伏しました。「観応の擾乱」が起こると、鎌倉の奪還を目指して上野国で北条時行らとともに挙兵しました。「正平一統」が破綻すると１３５２年に宗良親王を奉じて弟・義宗、従兄弟・脇屋義治と挙兵しました。鎌倉を一時占拠しましたが、足利尊氏の反撃にあって鎌倉を追われました「武蔵野合戦」。足利尊氏が没した半年後の１３５８年、新田義興は足利尊氏が亡くなった事を時期到来と兵を挙げました。鎌倉をめざしましたが、足利尊氏の子で鎌倉公方・足利基氏と関東管領・畠山国清によって送りこまれた竹沢右京亮と江戸遠江守高重により、新田義興と主従１３人は多摩川の矢口渡で謀殺されました。亨年２８でした。
次に、安政大地震：安政江戸地震です。１８５５年１１月１１日午後１０時頃、関東地方南部で発生したＭ６．９の地震です。震源は東京湾北部・荒川河口付近です。被災したのは江戸を中心とする関東平野南部の狭い地域に限られましたが、大都市江戸の被害は甚大でした。被害は軟弱地盤である沖積層の厚みに比例するもので、武蔵野台地上の山手地区や、埋没した洪積台地が地表面のすぐ下に存在する日本橋地区の大半や銀座などでは、大名屋敷が半壊にとどまるなど震度5強程度と被害は少なかったのですが、下町地区、埋立ての歴史の浅い隅田川東岸の深川などでは震度６弱以上と推定され、甚大な被害を生じました。また、日比谷から西の丸下、大手町、神田神保町といった谷地を埋め立てた地域でも、大名屋敷が全壊するなど被害が大きく、震度６弱以上と推定されています。死者約４３００人、倒壊家屋約１万戸の被害がでました。地震後約３０分後に３０箇所以上から出火、半日後には鎮火しましたが２．２ｋｍ2を焼失、旗本・御家人らの屋敷は約８０％が焼失、全潰、半潰または破損の被害を受けました。亀有では田畑に小山や沼が出来、その損害は約３万石に上りました。また、小石川の水戸藩藩邸が倒壊し、水戸藩主の徳川斉昭の腹心で、「水戸の両田」と言われた戸田蓬軒や藤田東湖が死亡しました。また徳川斉昭の婿である盛岡藩主・南部利剛も負傷しました。指導者を失った水戸藩は内部抗争が激化し、「桜田門外の変」へとつながっていく事になります。江戸城や幕閣らの屋敷も大被害を受け、将軍・徳川家定は一時的に吹上御庭に避難しました。江戸幕府は被災した各藩に対する復興資金の貸付、復旧事業の出費に加えて、この地震による旗本・御家人、さらに被災者への支援、江戸市中の復興に多額の出費を強いられました。幕末の多難な時局に財政悪化を深刻化させました。
その次に、戊辰戦争：片府田・佐良土の戦いです。「天狗党の乱」の鎮圧後、水戸藩は市川三左衛門が率いる「諸生党」が実権を掌握しました。しかし、「戊辰戦争」によって形勢は逆転しました。朝廷から「諸生党」に対する追討令が出され、「本圀寺党」や「天狗党」の残党など改革派が続々と帰藩しました。「諸生党」は水戸を脱して会津へ向かい、会津藩や桑名藩と合流して「北越戦争」、「会津戦争」で新政府軍との戦闘に参加しました。会津藩が降伏すると水戸藩兵が参戦していたため、市川三左衛門ら「諸生党」は他の敗軍と合流して、防備が手薄になっている水戸を目指す事にしました。水戸城奪還の兵は３００人で、この中には長岡藩の残兵もいました。
片府田の戦い：会津田島から三斗小屋を下り、水戸を目指しました。那須郡片府田村で、待ち受けていた大田原藩・彦根藩・徳島藩兵５００人と戦闘になりました。激しい戦闘の末に敗走し、南下しました。
佐良土の戦い：「片府田の戦い」で敗走した水戸藩「諸生党」は、那珂川の支流である箒川が那珂川に注ぐ佐良土村に着きました。しかし、ここには黒羽藩兵が待ち受けていました。再び戦闘が行われましたが、「諸生党」が優勢となり、箒川を渡りました。その後、那珂川を渡って水戸藩領の馬頭に入りました。馬頭の関門には、久米鉄之進が率いる水戸藩兵がいました。「諸生党」はこれも撃破し、馬頭宿で宿泊しました。そして、水戸城奪還のため、水戸城下へと進軍しました。
その次の次に、連合国とドイツ帝国が休戦協定に調印し、「第一次世界大戦」が終結です。１１月１１日午前１１時に、連合国とドイツ帝国の間で休戦協定が締結されました。フランスのコンピエーニュの森に置かれた列車の車両で署名され、「第一次世界大戦」の戦闘に終止符を打ちました。休戦期間は３６日間とされていたため、１２月に１回目の期限延長が行われ、１９１９年１月１３日まで延長が行われました。２回目の休戦延長は２月１７日が期限で、３回目の休戦延長は「パリ講和会議」の最中で行われました。フランス側はこの機会を通じてドイツの休戦違反を指摘し、休戦条件を修正しようとしましたが、ウィルソン大統領の強い反対によって受け入れられませんでした。連合軍とドイツとの間の和平は、１９１９年の「パリ講和会議」と「ヴェルサイユ条約」の締結、１９２０年１月２０日の条約発効によって確定しました。古い思想の戦争のまま始められた「第一次世界大戦」は、機関銃や航空機、戦車をはじめとする新しい大量殺戮兵器の出現や、戦線の全世界への拡大により、開戦当時には予想もしなかった未曾有の犠牲を出してようやく終了しました。戦闘員の戦死者は９００万人、非戦闘員の死者は１０００万人、負傷者は２２００万人と推定されています。国別の戦死者はドイツ１７７万人、オーストリア１２０万人、イギリス９１万人、フランス１３６万人、ロシア１７０万人、イタリア６５万人、セルビア３７万人、アメリカ１３万人に及びました。またこの戦争によって、当時流行していた「スペインかぜ」が船舶を伝って伝染して世界的に猛威をふるい、戦没者を上回る数の病没者を出しました。帰還兵の中には、塹壕戦の長期化で一瞬で手足や命を奪われる恐怖に晒され続けた結果、「シェルショック」(後のＰＴＳＤと呼ばれる症状）にかかる者もいました。
最後に、シンボリルドルフが菊花賞で勝利し、日本競馬史上４頭目の三冠馬となるです。馬名「シンボリ」は馬主の冠名、「ルドルフ」は神聖ローマ帝国の皇帝ルドルフ１世から名付けられました。１９８３年７月２３日、新潟の「新馬戦」で岡部幸雄の騎乗でデビューし、優勝しました。１０月２９日の「いちょう特別」を勝ち、１１月２７日の「一般オープン」を勝利しました。翌１９８４年、「弥生賞（Ｇ�供法廚暴仭�しました。それまで、岡部幸雄が主戦騎手を務めて４連勝中のビゼンニシキが単勝１番人気となりました。岡部幸雄は、シンボリルドルフを選択し、これを１馬身４分の３差で破りました。「皐月賞（Ｇ�機法廚任郎討咫▲咼璽鵐縫轡�との２強対決となり、２頭とも単枠指定とされました。今度は、シンボリルドルフが１番人気となりました。シンボリルドルフは道中３番手で競馬を進め、第４コーナーで先頭になりました。直線でビゼンニシキと一騎打ちとなり、最後は１馬身４分の１差のレースレコードで一冠を達成しました。表彰式で岡部幸雄が一冠を示す１本指を指し示しました。「日本ダービー（Ｇ�機法廚蓮▲咼璽鵐縫轡�との「ＳＢダービー」と呼ばれました。「皐月賞」に続いて揃って単枠指定とされ、２頭の連勝複式馬券は「銀行馬券」と呼ばれ、今も投票額最高記録を維持しています。シンボリルドルフが向こう正面で岡部幸雄のゴーサインに反応しなかったため、競馬場は騒然となりましたが直線に入ると自らハミをとり、スズマッハ、フジノフウウン、スズパレードを差し切って二冠を達成しました。無敗での二冠制覇は、トキノミノル、コダマ以来３頭目の快挙でした。ビゼンニシキは１４着と沈みました。岡部幸雄は、表彰式で二冠を示す２本指を立てました。秋は、「セントライト記念（Ｇ�供砲鬟譽魁璽疋織ぅ爐罵ゾ，掘◆峙堂崗沺複猫機法廚膨�みました。道中は馬群の中団に位置し、最後の直線で抜け出すと外から襲い掛かってきたゴールドウェイを４分の３馬身退けて優勝しました。日本の中央競馬史上初の無敗での「クラシック三冠」を達成しました。表彰式で岡部幸雄は、三冠を示す３本指を立てました。次に、中１週の強行軍で「ジャパンカップ（Ｇ�機法廚暴仭�しました。「天皇賞（秋）」を制した前年の「三冠馬」ミスターシービーも出走し、史上初の三冠馬同士の対戦となりました。１番人気はミスターシービーでしたが、レースは１０番人気のカツラギエースが逃げ切り勝ちを収め、史上初の日本馬の「ジャパンカップ」優勝馬となりました。シンボリルドルフは、１０着のミスターシービーには先着しましたが、イギリスから参戦したベッドタイムにも及ばず３着と敗れ、連勝記録は８でストップしました。「有馬記念（Ｇ�機法廚蓮▲侫．鹽衂爾魯潺好拭璽掘璽咫爾房，娃屋未任靴燭�、単勝では１番人気に支持されました。岡部幸雄は前走の反省から、カツラギエースをマークする競馬に徹しました。最後の直線で先頭に立つと、粘るカツラギエースに２馬身差をつけてレコードタイムで優勝しました。中央競馬史上初の「４歳四冠」を達成しました。表彰式で岡部幸雄は、４本指を立てました。この年７戦６勝３着１回で「年度代表馬」に選出されました。１９８５年初戦の「日経賞（Ｇ�供法廚話云。隠娃葦澹喫屬靴任靴拭�レースでは逃げ馬がいないため押し出される形で先頭に立ち、４手綱を持ったまま４馬身差で勝利しました。次の「天皇賞（春）（Ｇ�機法廚蓮▲潺好拭璽掘璽咫爾�先行策に出ましたが、２馬身２分の１差で快勝、ミスターシービーは５着に敗れました。表彰式で岡部幸雄は５本指を立てました。「天皇賞（秋）（Ｇ�機法廚蓮△屬辰弔泳榿屬把�みました。ここでも１番人気に支持されましたが、大外１７番枠からの発走でハイペースとなり、ゴール前で１３番人気の伏兵ギャロップダイナの大外強襲の前に２分の１馬身差の２着に敗れました。「ジャパンカップ（Ｇ�機法廚楼�天候の重馬場でしたが、史上初の１番人気での優勝馬となりました。２着に地方競馬代表のロツキータイガー（大井）が入り、史上初の日本馬による１、２着となりました。表彰式で岡部幸雄は六冠を示すために手を手綱から離し、指を１本置きました。「有馬記念（Ｇ�機法廚蓮�直線半ばでムチを２発入れて追い出しを開始すると、皐月賞、菊花賞の二冠を制したミホシンザン以下を４馬身突き放して優勝しました。ここで岡部幸雄は、七冠を示すパフォーマンスを見せませんでした。この年５戦４勝２着１回で、満票で２年連続の「年度代表馬」に選出されました。「年度代表馬」を満票で受賞したのはテンポイント、シンボリルドルフ、テイエムオペラオーの３頭だけです。シンボリルドルフは公開入札という広く株主を募集する手法で１０億円（２０００万円×５０株）のシンジケートが組まれ、北海道門別町のシンボリ牧場で種牡馬生活に入りました。そして、Ｇ�毅款，瞭鶸�馬トウカイテイオーを輩出します。このトウカイテイオーにより、父子２代連続の無敗での皐月賞、日本ダービーの二冠制覇を達成します。
今日の誕生日：フョードル・ドストエフスキー、ジョージ・パットン、沢村貞子、小森和子、吉幾三、見岳章（元一風堂）、柿沼清史（スターダストレビュー）、田中美佐子、ダンプ松本、中西圭三、永野椎菜（ＴＷＯ−ＭＩＸ）、マギー審司、レオナルド・ディカプリオ、大畑大介、東原亜希、蒼井そら、手越祐也（元ＮＥＷＳ、元テゴマス）、田中れいな（元ＬｏＶｅｎｄｏЯ、元モーニング娘。）
今日の記念日：本日は、算用数字で表すと１１１１となり、漢数字で表すと十一十一となることから、たいへん多くの記念日になっています。
まず、「１１１１」や「十一十一」関連の記念日
�／�品関係：チーズの日、いただきますの日、麺の日、ポッキー&プリッツの日、きりたんぽの日、もやしの日、鮭の日、ピーナッツの日、豚まんの日、たくあんの日、串カツ田中の日、うまい棒の日、スティックパンの日、串カツ田中の日
��日用品類：美しいまつ毛の日、配線器具の日、靴下の日（ペアーズデー・恋人たちの日）、下駄の日、ライターの日、鏡の日、電池の日、プラズマクラスターの日
��その他：サッカーの日、ゆびリンガルの日、折り紙の日、煙突の日、コピーライターの日、麻雀の日、磁気の日、介護の日、チンアナゴの日、いい出会いの日、モールアートの日、立ち飲みの日、アイドルドッグの日、ネイルの日、おそろいの日、バイナリデイ 、サムライの日、ベースの日、いい獣医の日、公共建築の日、クラブツーリズム・ひとり旅の日、ととのえの日、サムライの日
次に、１１１１や十一十一と関係ない記念日
�な�石の日（ジュエリーデー）、西陣の日、ミュージカル「キャッツ」の日
今日の「今日訓」：７００年に、文武天皇が全国に「酥（そ）」（現在のチーズに近い発酵食品）の製造を命じた事で「チーズの日」、１９０９年、「農商務省令第５４号」により宝石の重量の表示に「カラット」が採用された事を記念して「宝石の日（ジュエリーデー）」、「応仁の乱」終結後、全国各地に散らばっていた織手達が西軍の本陣が有った場所（西陣）に住みついた事で「西陣織」が誕生した事から、「応仁の乱」が終結した１４７７年１１月１１日を「西陣の日」、１９８３年１１月１１日「キャッツ」の日本初演の日で「ミュージカル「キャッツ」の日」、十と一を組み合わせると「士（サムライ）」で「サムライの日」となりました。
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