「透明な螺旋」
東野圭吾
文藝春秋
2022年10月7日読了
[文藝春秋による内容紹介]
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163914244
シリーズ第十弾。最新長編。今、明かされる「ガリレオの真実」。房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。
「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
[読書感想文]
なんだかみなさんの評価は辛めだけど、私はおもしろかったけどね。まあしかし確かに、このところのガリレオシリーズは、どんどん情緒的な感じが強くなってて、特に今回は物理学カンケーないしな。それどころか、湯川センセの個人的人間関係にとてもとても依存したストーリー展開、とゆーか、それなしで成立しないお話だったけどさ。で、この湯川センセの個人的事情やバックグラウンド、いやまぁ開示してくれりゃなるほどとは思うけど、それありきの「ミステリ」ってなどうなんだろうの。なんせ「ガリレオ」だからね...って私も辛めじゃん。
ログインしてコメントを確認・投稿する