昨日、11月4日は、ツタンカーメン王墓発見から100年になります。
ツタンカーメン王は、B.C.1334年〜B.C.1325年頃に在位した古代エジプト
第18王朝のファラオ(王様)で、9歳で即位し、19歳で亡くなった少年王です。
その墓がイギリスの考古学者ハワード・カーターの発掘隊によって
1922年11月4日に発見されました。
ハワード・カーターは、8年ほどに及ぶ調査の末、ラメセス6世王墓の付近が
まだ発掘されていないことを突き止め、その近くにあった小屋を撤去し、
黄金のマスクを含む副葬品約5000点や、ミイラが無傷で見つかり、世界の
注目を集めました。
また、発見に貢献したのが、当時12歳のフセイン・アブドルアスールさん
でした。フセインさんが100年前の11月4日、ロバに乗って作業用の水を
運んでいたところ、ロバがつまづいた拍子に水がめが壊れ、大量の水が
こぼれた。その時、地中の墓へと続く階段があらわになったという。
こうしてツタンカーメン王墓が発見されたのですね。そして、今まで無名で
存在すらも疑われていた少年王が一気に有名なファラオになり、
黄金のマスクや副葬品を含めて素晴らしいと思います。あれから100年で
ツタンカーメンのミイラをX線撮影したり、CTスキャンにかけたりして
色々なことが判明してきましたね。ですが、まだまだ死因が特定できないなど
謎もまだまだ多いです。ですので、死因も含めて、いつか多くの謎を
解き明かしてもらいたいと思います。
ツタンカーメン王墓発見から100年、おめでとうございます。
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