水星の魔女 4話 脚本はゴミかなぁ…

リアルタイムで見たんですが、いまいち盛り上がれず感想書くのがちょと面倒でした(言い方

3話の引きでプロポーズをしたグエル。
あまり期待せずにどうなるのかと思いきや、ツンデレ属性付与のキャラ付けする為の演出でしかありませんでしたね。
スレッタのお母さんが好きという話を静かに聞いていたので、きっと根は優しい子なんだろうとは思います。
それはいいんだけど、わざわざ皆が見ている中でプロポーズさせる必要あったのかな？と。
次も見てもらう為に引きはインパクトある方が盛り上がりますが、そこに意味なり意義が薄いと反動でつまらなくなる。

訓練のシーンですが、まがりなりにも学園をうたっているのに学ばせようとしない教官の姿勢には辟易しました。
今回4話で特に脚本が雑に感じた部分でもあります。
まず、スペーシアンの女子2人組がドックに忍び込み遅効性遮蔽スプレーによる工作を2回も成功させています。
学園の警備なり監視システムがザルすぎて、ここで何を学ぶのか？という疑念が強くなりました。
次にスレッタがスプレーで前が見えないと言い始めても、監視している教官は事前準備もやっていて当たり前的なことを言います。
侵入者に全く対応できていない学園並びに教官の言っていい台詞ではない。

合間に入ったシーンで、アーシアンのデモ隊がスペーシアン部隊に征圧されていましたね。
スペーシアンは自己中心的で弱い立場であるアーシアンの敵。
全体を通して視聴者の意識をそのように誘導したかったのはわかります。
それにしても学園体制の描き方が雑で舞台背景の説明としては面白くありませんでした。

これまでの言動からして予想はしていましたが、エアリアルから離れている時のスレッタはとても弱いです。
少し意固地なところはあるけど年相応の女の子でしかありませんね。
スレッタだけを見た場合とても可愛らしく目に映るんだけど、プロローグを含めた水星の魔女というガンダムで活躍できるのか？という疑問がとても大きく膨らんでしまったことは否めません。

このアニメは今何をしているんだろう…なんて素朴な疑問もあります。
兵器であるMSを取り扱っている学園の警備システムの不備。
学ばせる気があるのかないのかよくわからない教官。
プロローグで見た面白くなりそう…と、いう感覚はもうありません。