【映画日記】『新解釈・三國志』

　10月24日、月曜日。

　全く眠られないまま布団の中で朝を迎えた。嗚呼……

　DVDで『新解釈・三國志』を鑑賞。

　劇場公開時に「観に行こう！」と思ったのだが、福田雄一監督ワールド全開との事で、「ああ、それなら、それなりに真面目に三國志が好きな僕には向いていない作品かもなあ……」とも思い逡巡した結果、観逃す事にした作品。

　うん。思った通りの福田雄一ワールドだ。僕は概ね苦手なんです、あの世界が。

　まあ【新解釈】という看板の下でやりたい放題の好き放題にバカをやっている。が、監督＆脚本を手掛ける福田雄一の志向に忠実に作られた作品であるので、作り手の企図は成就したわけである。やりたいことをやりたいままに、だもの。

　大物俳優からイマドキ人気のイケメン＆美人キャストをズラッと揃えて、その中に福田組の常連陣も放り込んで。内輪受けするであろう笑いもガンガン散りばめて。そうしたところ、興行収入40億円超の大ヒット！、となったわけだから、商売としては成功したわけだ。ひとまず、その点はなにより。

　が、予想通り、僕はノリ切れず。もう最初っから「福田雄一ワールド全開だろうからなあ」と予想していたので、腹は立たなかった。でも、全編を観通すのは結構しんどかったなあ、僕はね。

　「あー、福田雄一だなー」と思う以外に何も残らなかったなあ。再見する事はないだろう。


　来週、作業所復帰のスケジュールを組んだ。あとは血液検査の結果次第だ。トントン拍子に進めば、11月中旬には復帰できるだろう。

　さて、そろそろ眠られるかなあ。

　トライしてみよう。

　というわけで、以上である。

＜添付画像使用許諾：(C)2020映画「新解釈・三國志」製作委員会＞